講談社ノベルス<br> どちらかが彼女を殺した

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講談社ノベルス
どちらかが彼女を殺した

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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061816879
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

自殺の偽装を施され最愛の妹を殺害された愛知県警豊橋署に勤務する和泉康正は、“現場検証”の結果、二人の容疑者を割り出す。ひとりは妹の親友。もうひとりはかつての恋人。康正は“復讐”のために懸命に真犯人に肉迫するが、その前に練馬署の加賀刑事が立ちはだかる。二人の警察官の“推理の攻防”の結末やいかに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

125
カバー袖に著者のことばとして「純粋に推理の過程だけを楽しむ小説を書いてみようと思った。そのために、余分な人物は極力除き、事件自体も地味なものにした。どんでん返しを用意した小説の方が楽だなあと始めて思った。」と書かれていたが、「どんでん返しを用意した小説」ってどの小説だ!?2015/01/08

こうじ

116
⭐️⭐️⭐️3/5 大好きな加賀恭一郎シリーズ!今回は犯人が明確じゃなくてモヤモヤ^_^;しかも被害者の兄の多く加賀の登場が少なかった。最後は、少しホッとした感じと犯人は誰?て感じです。自分はあの人だと思う(笑)2015/09/22

ちはや@灯れ松明の火

65
彼女は二度殺されたようなものだ。親友と恋人の裏切りに心を潰された上、自殺と見せかけ生命さえも奪われた。唯一の肉親である警察官の兄の内に目覚めた復讐の焔。誰が、どちらが、妹を殺したのか。男女二人の容疑者に迫る兄と、緻密な観察と洞察力を駆使し同じ事件を探るもう一人の刑事・当時巡査部長の加賀恭一郎。対峙する二人、どちらが先に真相に辿り着けるのか。推理勝負、否、これは復讐という際限のない負の連鎖に呑み込まれそうな男を呼び戻そうとする声、差しのべられた手。光と闇、兄の怨嗟の行き先は、どちらだろうか。2010/04/17

mint-s

63
加賀シリーズの3冊目です。妹を殺害され自力で犯人を突き止めようとする交通課勤務の警察官、和泉と加賀刑事の攻防。純粋に推理の過程を楽しむという著者の思惑通り頭をひねりながら楽しみました。このとき加賀は何歳ぐらいだろう。着々と真相に近づいていく様子に余裕が感じられる。和泉の「なぜ警察官に?」の問いに「運命だった」と答えた加賀が印象的だった。2018/09/08

やちゃ

31
妹の死は自殺か他殺か? 警察官である兄は妹は殺されたのだと…真犯人を突き止め復讐へと駆り立てる。その前に立ちはだかる加賀恭一郎。犯人は男か女か・? 犯人がどちらなのか最後まで明かされない。私の推理は当たっているのか!?2014/10/12

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