Kodansha mook<br> エソラ 〈vol.2〉

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Kodansha mook
エソラ 〈vol.2〉

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  • サイズ B6ナミ判/ページ数 573p
  • 商品コード 9784061795747
  • Cコード C9493

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小物M2

2
本作に収録されている沙藤一樹の未収録中編「わたしは天使の記憶」だけ読了。交通事故で父さんと母さんが死んだ。生き残ったのは双子の兄弟、おれとユキオ。しかし、事故の影響でユキオは――。これは読めてよかったと心から思った傑作。沙藤一樹だから結末の落とし方は簡単に予想できる。それでも、それでも心が抉られる。これはとても優しく残酷な物語だったよ。沙藤一樹が好きならこれは必ず読むべし。それにしても沙藤一樹はもっと評価されるべきだとずっと思ってる。「プルトニウムと半月」は傑作だし、「X雨」は本格ミステリなのに。2015/09/12

navy

2
伊坂さんは既読なので特筆せずとして、宮下奈都はやっぱりいいなあ。それから最後の“わたしは天使の記憶”ラストは想像ついてたけど、主人公同様に落胆してしまった。とても哀しい話だなぁ…。2012/04/16

せんちぇん

2
宮下奈都さん「新しい星」目当てで図書館で借。この作家さんは不安から希望への昇華を描くのがとってもうまいと改めて思いました。それと孤独の描き方が増田みず子さんにも通じるところがある。増田さんの場合、オチなしで最後まで引っ張るパワーがすごいけど、宮下さんはさわやかに泣かせてくれます。宮下さんにもオチなしの物語を書いて欲しいです。不思議の演出の仕方もうまくて、どきどきしながら読み終えました。他の作品は読んだけどごめんなさいノーコメント。2010/06/02

mikamika

1
こちらも本棚からの再読。「魔王」の続編「呼吸」再読、やっぱり面白い。弟の兄に対する信頼感が沁みる。「魔王」での戦いが「呼吸」ではより現実的な戦法となることをうかがわせていてワクワクする。話題の宮下奈津さんも掲載、全く覚えてなかった〜!2016/05/27

まころん

0
エソラってやっぱり絵空事やったんや。こうの史代が読みたくて借りたが えらい良くてVol1も予約してしもた。作家が気負わずに書いてるからか非常に不思議チックで透明感あり連作じゃないのに連作のようで明け方の夢のようでG。伊坂は25回折りで富士山、夢見はぼやけた夢の話、「翼よ」はなんだかなぁ。しかし猿の手は、読まなあかんな。はみだしっこに出てたな。新しい星は忙しい看護師が逃げる話。これも職場格差の話?沙藤は双子の弟が可愛くなくなる話。可愛い時の弟が泣かせる。娘置いて早逝することにならんですんでほんま良かったで。2014/10/17

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