感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金沢 衛
2
高田は吾妻鑑が基礎の義経論であることに対し、角川は、フィクションが多いとされる「義経記」ばかり登用している。義経最後の吾妻鑑の文抽出もおかしな記述。どうもおかしな本だ。2014/07/14
金沢 衛
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再読。2014/07/14
紫暗
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史実を記録したものとして今まで認識していた「吾妻鏡」が実は意外とあてにならない資料であることがわかったのが最大の発見でした。義経は日本でもかなり有名な歴史上の人物だと思いますが、意外と調べていくと有名なエピソードの多くは創作であり、史実ではないのだということも学びました。実際に源平合戦で活躍した他は「義経記」などの創作で語られているフィクションが先行していて、史実はほとんど確認が取れない状態のようで驚きでした。これほど有名な人物の実際の行動がこんなにも判明しないとは。創作の影響力の大きさは凄いなと。2011/10/17
