講談社学術文庫<br> バッハ―生涯と作品

講談社学術文庫
バッハ―生涯と作品

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061594012
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0173

内容説明

バロック音楽を代表する作曲家、バッハ。神に対する深い信仰心とひたむきな音楽美への探求はマタイ受難曲など千曲を越える名曲を生み出した。ヨーロッパとドイツの音楽文化に分け入り、百余点の楽譜と写真資料を駆使しながらバッハの音楽の豊かな作品世界とその神髄に迫る。最新の「声楽およびオルガン・コラール作品総覧」付き。

目次

1 バッハの家系
2 ヨーハン・ゼバスティアン・バッハの幼年時代と青年時代
3 アルンシュタットミュールハウゼンのオルガニスト
4 ヴァイマルとケーテンでの宮廷勤務
5 トーマス・カントルならびにライプツィヒ市音楽監督
6 オルガンとクラヴィーアの作品
7 協奏曲と管弦楽組曲
8 カンタータ作品
9 オラトリオ作品、モテット、ミサ曲
10 室内楽作品と“フーガの技法”
11 教育的活動
12 百科全書的志向
13 後世への影響

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma_non_troppo

3
バッハは大学出ではない。でも、月明かりの下で兄の所有するパッヘルベルの楽譜を内緒で書き写すほど学ぶことが好きな少年で、その気質は亡くなるまでずっと変わらなかった。ルター派プロテスタントで、自己意識に目覚めた啓蒙主義者で、百科全書的総体性を持ち、しかしあくまで市民的感覚を忘れない音楽の職人だった。この本はそんな彼の生涯だけでなく、その作品についての詳細な解説も載っている。解説はジャンル別に分かれていて、代表的な作品には、その動機や主題を取りあげた楽譜が資料として添付してある。2010/12/12

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