講談社学術文庫<br> 論文の技法

講談社学術文庫
論文の技法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061592483
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C0100

内容説明

本書は論文を書く人のための技法書です。それだけでなく、論文をどう書き始めたらいいのか困ったときに、また論文を書くことに飽きたり、行き詰まったり、恐怖心をいだいたりしたときに、ちょっとしたヒントと勇気づけを与えてくれる本です。アメリカの著名な社会科学者が、長年にわたる自らの論文指導の体験をもとに、論文作成の基本的な考え方とその方法を具体例を示しながら説いた必携の書。

目次

第1章 大学院生のためのフレッシュマン英語―一つの回顧録、二つの理論
第2章 ペルソナと権威
第3章 正しいやり方は一つか?
第4章 耳を使って修正する
第5章 一人の専門家として書き方を習う
第6章 リスク
第7章 それをドアから外に出す
第8章 文献の恐怖
第9章 摩擦とワープロ
第10章 最後に一言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
マーカーを引いて読んだ形跡。殆ど図書館の本をコメントしているが、珍しくも自己所有本(苦笑)。1986年初出。要領か詳述か、タイプか手書きか、特殊な紙か、特別な時間帯に作業するのか、などがポイントのようだ(21頁)。社会学者は冗長なものを書きがちだからこそ、「4ページの長さを1ページの4分の3にまで縮め」たという(27頁)。削る推敲の大事さ。8~10回は書き直し(28頁)。時間をかける価値。「博士号を取るまでプロにはなれない」(87頁)。わたしもこのままアマで終わる可能性は高い。しかし、継続する意思はある。2014/01/01

ふにゃ

2
ベッカー先生が論文の書き方を優しく教えてくれる。文章の書き手がしがちな誤りについて、共感の気持ちを示してくれる。「べき」論は数あれど、書き手の辛さに寄り添ってくれる論文の書き方本はそうそうない。/ちょうど文章が書けなくなっていたので、救われた。2013/06/30

thuzsta

1
翻訳が機械的すぎて日本語として不自然なレベル。読むのに苦労した。学者でなく翻訳家に訳してもらいたい。2011/01/10

toiwata

0
学術の世界が厳しいのが垣間見られる。そして厳しいのは学術だけではない。「あなたの問題はあなたのものです。あなたが、それらを取り除かなければならないのです。」p.3012015/06/22

Ryo@遅読家

0
途中で断念。2018/06/25

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