講談社学術文庫<br> 科学革命の歴史構造〈上〉

  • ポイントキャンペーン

講談社学術文庫
科学革命の歴史構造〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 406p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061591981
  • NDC分類 402
  • Cコード C0140

内容説明

科学は連続的に形成・発展するものでなく、理論が急速に変革される「科学革命」の時代をもつ。本書ではこの視座から、科学史研究における全体史的方法について説き起こし、17世紀の危機と科学革命の様子や、近代科学形成の主役の1人、ガリレオ・ガリレイらの知的営為の結晶化を歴史的に論じ、更にフランス革命前後の科学思想について論及する。近代科学の発展の歴史構造を説く刮目の書。

目次

序論 科学史における全体史的方法
第1章 17世紀の危機と科学革命(ヨーロッパ近代科学と非西洋の近代;17世紀ヨーロッパの全般的危機 ほか)
第2章 ガリレオ・ガリレイ―近代技術的学知の射程(1930年代のガリレオ問題;ガリレオの“哲学”をめぐる論争 ほか)
第3章 フランス革命と科学思想(第二の科学革命;ジャコバン主義の科学論 ほか)