講談社学術文庫<br> 日本語は国際語になりうるか―対外言語戦略論

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講談社学術文庫
日本語は国際語になりうるか―対外言語戦略論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 242p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061591882
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0181

内容説明

武器を捨て、経済的には超大国となった日本が、この利害の錯綜する国際社会の中で自分を主張し、自分を守るためには、言語と情報の力に頼るほかに方法のないことを悟るべきである…。言語現象を人間の思想と文化に密着したものとみなす言語社会学の視角から、日本語の特性を文明史的に考察し、国際語としての日本語の可能性を探る。外国語学習法の根本的な転換をも示唆する必読の文庫オリジナル。

目次

1 日本の対外言語戦略を考える
2 日本語は日本人だけのものか
3 文明史的観点から見た日本語の国際化
4 日本漢字の特性について
5 転換期の日本人とことば
6 国際化とは何か
7 日本語は国際語になりうるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょう

5
日本語が決して劣等言語というわけでもないのに、日本人は日本語にコンプレックスを感じているという事実と、それに関連した日本人の特質を述べた一冊。日本が経済大国になれたのは、古代は中国、近代は西欧諸国と師となる国の恩恵の与ることにあったというのは興味深い。2022/09/06

がぼ

0
経済大国日本は言語大国となるべき。自己殖民とかやっぱり変な国。2010/11/12

N S

0
言語を武器として捉える視点も持とうと思った。2024/04/25

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