講談社学術文庫<br> 小泉八雲 回想と研究

講談社学術文庫
小泉八雲 回想と研究

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  • サイズ 文庫判/ページ数 445p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061590373
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0195

内容説明

西洋の文明社会を脱出して、日本に帰化したラフカディオ・ハーン。彼は小泉八雲と名乗り、生涯日本を愛し続け数々の名作を残した。本書ではそんな彼の人となりを、妻小泉節子を始め、雨森信成、ホーフマンスタールなど、八雲周辺の人々の回想でしのび、さらに学術文庫「小泉八雲名作選集」の訳者、八雲研究者による秀れた人物論、作品論を収録した。小泉八雲ファンに贈る八雲研究の最新、最高の書。

目次

小泉八雲の今日的意味
第1部 回想(思ひ出の記;人間ラフカディオ・ハーン;小泉八雲先生の追憶;ラフカディオ・ハーン;ハーンと過ごした束の間の日々)
第2部 研究(祭りの踊り―ロティ・ハーン・柳田国男;「雪女」―世紀末“宿命の女”の変容;「茶碗の中」―水鏡の中の顔;ハーン・転生・死女の恋―怪談における〈時間〉について;人生の教師ラフカディオ・ハーン;小泉八雲―神道発見の旅;八雲研究・回顧と展望―昭和54年以降について)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

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ハーン先生の人物・作品分析がコンパクトにまとめられた一冊。同時代の証言としてはやはり節子夫人の「思ひ出の記」が白眉。2014/10/26

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