講談社学術文庫<br> 社会分業論〈上〉

講談社学術文庫
社会分業論〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061588738
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C0130

内容説明

19世紀末、急激な資本主義化がもたらした無規制状態への危機感のなかで、デュケルムは「分業」の機能に着目し、社会変動のしくみを解明しようとした。本書第一編においては、有名な「機械的連帯から有機的連帯へ」という仮説が展開される。分業の発達に由来する連帯は、あたかも有機体のように、人間個人の個性を増大させながら社会全体を発展させるのである。フランス社会学を代表し、現代思想の源流をかたちづくった古典的名著。

目次

第2版序文 職業的団結についての若干の注意
第1版序文
序論 本書が解決すべき問題
第1編 分業の機能(この機能を決定する方法;機械的な連帯または類似による連帯;分業による連帯または有機的な連帯;以上のものについての他の立証;有機的連帯の漸次的優越とその諸結果;有機的連帯の漸次的優越とその諸結果(続)
有機的連帯と契約的連帯)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nappa

4
今読むと差別的な論法も目立つけど、分業に焦点を当て、社会構造や道徳観の変化を述べているのがおもしろい。2015/06/16

新橋九段

1
内容はまだ理解しきれていないが。犯罪に関してもいろいろと。2019/10/25

Meroe

1
哲学でなく経済学でもなく、道徳と、道徳的なものとしての分業を扱う社会学の試み。道徳性をはかるために「集合的不道徳性についての測定単位」=犯罪をもちいるのにはびっくり、その後の犯罪とはなにか、の議論おもしろい。2011/06/12

あべべ

0
この本なにいってるかわからんわ2009/12/19

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