講談社基礎物理学シリーズ<br> 電磁気学

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講談社基礎物理学シリーズ
電磁気学

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784061572041
  • NDC分類 427
  • Cコード C3342

出版社内容情報

著者の豊富な講義・演習の経験を反映して、初学者に最適でありながら、電磁気学の深い理解へ導く構成。本書は『講談社基礎物理学シリーズ』の第4巻であり、電磁気学という物理学分野を詳説するものです。
電磁気学とは、読んで字のごとく、電気と磁気に関する学問です。電気と磁気は物理学的に興味深い対象であるばかりか、我々の日常生活にも大いに役立てられていることは周知のとおりで、理学・工学を目指す人間としては是非とも習得したいものです。
しかし、大学の電磁気学は、その数学的記述において高校物理とは一線を画する難しさがあります。本書は、この難解さを打ち破り、初学者に電磁気学の理解をもたらす、非常に工夫された教科書です。

第1章 電磁気学とは何か
1.1 はじめに 1.2 バーチャルリアリティの世界へようこそ 1.3 スカラー場とベクトル場
1.4 場の変化をどうやって記述するか
第2章 クーロンの法則
2.1 電荷 2.2 静電気学ことはじめ 2.3 点電荷 2.4 クーロンの法則 2.5 単位の話:その1 2.6 クーロンの法則のベクトル表現 2.7 重ね合わせの原理 2.8 電気力線
第3章 電場の導入
3.1 時間発展を見すえて 3.2 電場と電気力線 3.3 連続分布している電荷による電場 3.4 当面の目標 3.5 点電荷の電荷密度関数
第4章 ガウスの法則
4.1 星の輝き・電場の広がり 4.2 球面上での面積分 4.3 任意の閉じた面への拡張 4.4 多数の点電荷に対するガウスの法則 4.5 微分型のガウスの法則
第5章 静電ポテンシャルと電位
5.1 静電ポテンシャル 5.2 静電ポテンシャルの意味 5.3 ポテンシャルエネルギーの存在:電位 5.4 ポテンシャルの存在条件の微分型
第6章 静電場のまとめ
6.1 静電場の基本法則 6.2 ポアソン方程式 6.3 ポアソン方程式の解の一意性 6.4 問題例 6.5 静電場のエネルギー
第7章 定常電流7.1 電流密度 7.2 定常電流の保存則 7.3 オームの法則 7.4 ジュールの法則 7.5 回路を流れる電流
第8章 静磁場
8.1 磁場を見る 8.2 電流どうしにはたらく力 8.3 磁場中の電流と電荷 8.4 ビオ-サバールの法則 8.5 ベクトルポテンシャル 8.6 静磁場の基本法則
第9章 時間変動する電磁場(以下各章詳細略)
第10章 マクスウェル方程式と電磁波
第11章 導体と静電場
第12章 誘電体
第13章 電流と磁場
第14章 磁性体
第15章 電磁気学の基礎法則
第I章 物理量を記述する数学的諸量
第II章 スカラー量とベクトル量
第III章 微分
第IV章 積分
付録A 一般座標での微分公式 付録B デルタ関数とグリーン関数
章末問題解答


横山 順一[ヨコヤマ ジュンイチ]
著・文・その他

内容説明

しっかり、ていねいに説く電磁気学の基礎。

目次

第1部(電磁気学とは何か;クーロンの法則;電場の導入;ガウスの法則;静電ポテンシャルと電位;静電場のまとめ;定常電流;静磁場;時間変動する電磁場;マクスウェル方程式と電磁場)
第2部(導体と静電場;誘電体;電流と磁場;磁性体;電磁気学の基礎法則)
第0部(物理量を記述する数学的諸量;スカラー量とベクトル量;微分;積分)
付録(一般座標での微分公式;デルタ関数とグリーン関数)

著者等紹介

横山順一[ヨコヤマジュンイチ]
1963年生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程中退。理学博士。現在、東京大学理学部附属ビッグバン宇宙国際研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

御光堂

3
約280ページあるうちの3/4が電磁気学について、後半1/4が数学的準備に充てられる。かなり丁寧に書かれていて分りやすいが、式の導出が省かれていて、この式はどこから来たのか、という個所があった。やはり初心者向けなので知りたいと思ったことが書いてなかった。こういう本で練習問題もちゃんと解いて準備を整えたら、やはり砂川『理論電磁気学』にチャレンジすべきか。2019/04/09

ちぃ

2
ベクトル解析の基礎知識が必要か。格式が高い物理の教科書であり、数式はかなり厳密。巻末に読みやすい数学の解説を付記する。2022/01/02

田蛙澄

1
3か月くらいかけて読み終えた。ところどころ答えが簡略でどういう計算をしたのか分からないところもあったが、電磁気学について一通り分かってよかった。2020/08/10

しろっこー

1
一年生の指定教科書。意外と色々書いてあった。これを読めば理論電磁気にいけばといわれるのも分かる。導出も展開も丁寧(具体→抽象)。ただベクトル解析の原理を理解して計算にある程度慣れておかないと読みづらいと感じた。(一年生のときの思い出)付録では不十分2015/01/11

jiwasawa

1
電磁気学の勉強をしなければ、ということで読んだ1冊。3ヶ月強くらいかけて読んでた。教養レベルの電磁気学についてよくまとめてあり、格調高くなくて読みやすい。また、ところどころに電磁気学が特殊相対性理論につながって行くところを示唆するところがあり、初学者である自分にとって興味深かった。一応一通り読んだが、まだまだ理解の足りていない部分があり、自分の読み方の悪さを反省。。追記: ビオサバールの法則は天下り的で解りにくい。2012/12/29

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