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食生活論

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  • サイズ B5判/ページ数 118p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784061553187
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C3377

内容説明

この50年間に、日本人の食生活は見違えるように豊かになりました。しかし、豊かすぎる食生活に運動不足が重なって生活習慣病が増え、医療費も国民1人年間25万円もの負担となってきました。一方、あり余るほどの食物に満たされた環境の中で欠食者が増え、また拒食やまちがったダイエットを試みる人たちが増えています。食生活においては、社会の多くの現象と同じように、いつも変化があり、そして新たな問題が生じます。現代社会において、大多数の人々は健康のために食生活を改善する必要があります。食生活の改善のためには、栄養の知識を身につけ、自分自身が変わらなければなりません。本書では、読者の方々が食生活に興味をもっていただけるような動機付けができること、また食生活と健康について考えるよい機会を提供できることを願って、親しみやすい題材を取り上げて解説しました。

目次

1 食生活の概念
2 食生活と健康を考える
3 世界の食文化と食習慣
4 日本の食生活史
5 これからの食教育・健康教育
6 食生活と安全
7 21世紀における健全な食生活の展望

著者等紹介

奥田豊子[オクダトヨコ]
1968年大阪市立大学大学院家政学研究科修了。現在、大阪教育大学教養学科教授

山本茂[ヤマモトシゲル]
1968年徳島大学医学部栄養学科卒業。現在、徳島大学医学部栄養学科教授
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