出版社内容情報
一見すると奇妙な動物行動にはどんな意味があるのか?人間行動の理解などにも役立つ動物行動学を、豊富なイラストで解説。一見すると奇妙な動物行動の数々。なぜその行動をするようになったのか?その行動の意味とは?著者自身の細やかな観察を通じて学ぶ、動物行動学の理論。動物を通じて、人間の不可解な行動の意味も明らかに。
小林 朋道[コバヤシ トモミチ]
著・文・その他
内容説明
動物行動学とはどのような学問か?著者自身の細やかな観察をまじえて、豊富なイラストで解説。
目次
第1部 なぜ動物はそう行動するのか?―4つの“なぜ”(シベリアシマリスにおけるSSA行動の概略;「4つの“なぜ”」の1:SSA行動が発現するしくみ;「4つの“なぜ”」の2:SSAを行うことはシマリスにとってどんな利益があるのか?;「4つの“なぜ”」の3:SSAの個体発生―シマリスの子どもはどのような発達をたどってSSAを行うようになるのか?;「4つの“なぜ”」の4:SSAの系統発生―SSAはどんな道筋をたどって進化してきたのか?)
第2部 進化は“何”に有利に進むのか?―行動の進化と究極的要因(進化は、“何”に有利に進むのか?;雌による子どもの性の産み分け;雌による雄の選択)
第3部 動物行動学から見た感情・心理・知能(動物行動学から見た「感情・心理」;動物行動学から見た「知能」)
著者等紹介
小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。2005年から鳥取環境大学教授。専門は動物行動学、進化心理学。専門分野の研究と、それを基盤にした森や河川の野生生物の保全活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尾張こまき
issyi
あちこ
Uzundk
ぺた