内容説明
12か月にわたる「ひとの生物学」の超おもしろ講義。文科、理科を問わず、生物学をもっと楽しみたい人に。
目次
1月 年賀状―遺伝子は生命のレシピ
2月 バレンタインデー―ヒトゲノム解析でわかったこと
3月 卒業式―男と女の違いを考える
4月 入学式―ヒトの発生とクローン人間
5月 ハイキング―こころは脳がつくるのか
6月 梅雨―脳の調子を左右するもの
7月 暑中お見舞い―病気と健康
8月 かき氷―ヒトは何を食べてきたか
9月 月見だんご―からだの調節
10月 運動会―なぜ老い、なぜ死ぬか
11月 紅葉―ヒトはどこから来たか
12月 大掃除―人間は地球に何をしてきたか
著者等紹介
吉田邦久[ヨシダクニヒサ]
1940年大阪府生まれ。福井県育ち。東京大学理学部生物学科卒業。立教大学教授を経て、現在、駿河台大学現代文化学部教授。駿河台大学副学長。理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中津ゆか
1
これは生物を始めようと思う人向け。本当にわかりやすく説明してるけど、でもちょっと古い本なんだよね。2014/04/18
あきちゃん
0
来年のシラバスを作るのに家にある本を物色。2013/01/21
miko
0
文系人間にも分かりやすかった。2011/04/30
100kumar
0
理科的な視点から、自分自身の「人間としてのありのままの姿」を発見できる…かもしれない一冊。 2004年頃に出版されているため、5年たった今読むと、ゲノムの所のデータが少し違うところもある。しかし、専門的な内容を「くま介」と「先生」の会話を挟みつつ分かりやすく説明しており、コラムも興味深く面白い。"遺伝子""ゲノム""脳""食""健康""環境問題"など幅広い疑問について書いてある。 個人的には、好きな分野が見つからず進路に迷っている理系学生がいたら、是非一度読んでみるようオススメしたい。 2009/08/02