内容説明
本書は、主に神経生理学の分野での脳研究の成果を紹介し、複雑な脳の働きの一端を解説したものである。数式などはいっさい使わずに、具体的な事例をあげて説明した。読者が簡単にできる実験もいくつか紹介している。
目次
序章 脳は脳を理解できるか?
第1章 脳はどんな形をしているのか?
第2章 脳は電気信号と化学物質で情報を伝える
第3章 感じる脳―外の世界をどう受け取るか?
第4章 運動を支配する脳―外界と内面との仲介役
第5章 ヒトの脳の高次機能と記憶・学習
著者等紹介
黒谷亨[クロタニトオル]
1959年6月11日東京生まれ。1983年、東北大学理学部卒業。1987年、大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程単位取得退学。医学博士。京都府立医科大学第二生理学教室勤務を経て、現在、名古屋大学環境医学研究所講師。専門は神経生理学
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