内容説明
初夢から始まって、除夜の鐘で終わる。生物学の超おもしろ講義。
目次
1月 初夢―目で見えるもの、見えないもの
2月 節分―細胞から個体へ
3月 焼き芋―変わらずに変わる
l4月 桜の開花―情報を伝達する
5月 花粉症―免疫 からだの防衛のしくみ
6月 ジューンブライド―性と生殖
7月 アイスクリーム―生命の旅立ち
8月 花火大会―遺伝のしくみ
9月 台風―遺伝子の正体
10月 大地の恵み―植物の生きかた
11月 紅葉―地球生物圏は存続し得るか
12月 クリスマス―生物の多様性と進化
著者等紹介
吉田邦久[ヨシダクニヒサ]
1940年大阪府生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。立教大学教授を経て、現在、駿河台大学現代文化学部教授、学部長。理学博士。大学教育のかたわら、学校法人「駿台予備学校」で30年以上教壇にたち、高校生・予備校生に生物の世界の面白さを教える。2001年より、大学生向けに生物の補習講座も担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
5
第2版も出てるけど、2001年初版の方を新古書店にて購入。しばらく積んでたやつ。図が多めで、初心者向けとして分かりやすくまとまっていると思う。内容的には高校生物プラスαな感じ。だいたい知ってる話だった。復習になったので良かった。特に遺伝のところ。2017/11/27
有無(ari-nashi)
3
高校レベルの生物を物語風に。合間のくまと先生の会話に癒されながら読んだ。思ったより内容は濃いけど、とっきやすく説明されていた。2013/08/20
Phycology
3
医者を目指すくまくんと教授が生物学をわかり易くご案内。好きになるシリーズ一つ一つで結構差があるみたい。発生生物の箇所はわかりやすかった。2011/02/13
Yutan
2
わかり易い2019/01/23
Moeko Matsuda
2
ごく初学者向けだが、楽しく読める。でもくま君のセリフがちょっと無理矢理過ぎかな…きっと普通に文章書いた方が読みやすいだろうと思いますσ(^_^;)2013/06/05