「ファインマン物理学」を読む―電磁気学を中心として

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784061532557
  • NDC分類 427
  • Cコード C3042

出版社内容情報

名著「ファインマン物理学」で語られる電磁気学を初学者にもわかりやすく噛み砕いて解説。ファインマンだから知っていた勘どころ。天才死すとも名著は死なず
天才は何を知り、何を伝えようとしたのか?

ファインマン先生は電磁気学についても凄く深く考えていて、ノーベル賞講演でも未解決の「難問」について触れているし、『ファインマン物理学』の第3巻にもそのような記述が何度か出てくる。天才ファインマンの頭を悩ませていた難問とは、いったい何だったのか?それを最終的にファインマンは解決できたのか?その解決の過程を吟味してゆくと、「作用」という(あまり)聞きなれない物理量に焦点をあてて物理学そのものを書き換えてしまおう、というファインマン先生独自の「科学思想」が見えてくる。――<まえがきより>

第1章 これぞ、ファインマン流!
第2章 方程式に秘められた意味
第3章 見えないものを見る
第4章 電磁気学の致命的な欠陥――くりこみ理論への道
数学的な補遺


竹内 薫[タケウチ カオル]
著・文・その他

内容説明

本書は『ファインマン物理学』を読むことを通じて「電磁気学のココロがわかる」ようになり、同時に、ファインマンという希有の天才の科学思想に入門することを目的とするものである。『ファインマン物理学』の第3巻(原書では第2巻の前半部分)の「電磁気学」に的を絞って読み進める。

目次

第1章 これぞ、ファインマン流!(ある劣等生の思い出;「電磁場」ってなんだ? ほか)
第2章 方程式に秘められた意味(古典物理学のまとめ;温泉と電場は似ている ほか)
第3章 見えないものを見る(静かなる電磁気学;突き抜ける電荷? ほか)
第4章 電磁気学の致命的な欠陥―くりこみ理論への道(生まれたばかりの赤ん坊;何が電磁エネルギーを運ぶのか ほか)
数学的な補遺(ベクトル入門;微分の概念をベクトルにまで拡げる ほか)

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。マギール大学大学院博士課程修了(専攻は超ひも理論の宇宙論)。理学博士。執筆や講義の傍ら、科学誌「Nature」の翻訳などもこなす国際派。ミステリー作家「湯川薫」としても活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kochi

16
朝永振一郎と共にノーベル物理学賞を受賞した米国の物理学者ファインマンの有名な教科書『ファインマン物理学』全5巻を読むと言うカルチャーセンターでの講義をベースにしたシリーズの一冊(量子論、電磁気学に続く三冊目)。このような一般市民向けの講義が成立するのがまずすごい。原著も少しずつ読んでいるので、印象深いと思ったエピソード(星の光る原理を知る唯一の男とデートしたガールフレンドの反応^_^)が紹介されていると、嬉しくなる。執筆順から、落穂拾い的な内容もあり、ファインマンさんはこんなこともやっていたんだと。2022/02/18

Kent Kaseda

8
解説書としてそれほど分かりやすい訳でも無く、かといって読み物としてそれほど面白い訳でも無い。本書を読む暇があったら、本家の『ファインマン物理学』を読んだ方が良いと思った。2017/12/24

roughfractus02

4
本書は『ファインマン物理学』通読後に読むと面白い。ファインマンは科学が仮説であり、真理と信じされる理論も優位な仮説程度に扱う。ここから『ファインマン物理学』を「読む」と、その入門書を欲しがる権威主義を避けながら、ファインマンがいう「別解」を導くように自らの「読み」を試す冒険が見えてくる。ファインマンが電磁気学の教科書で最終章にあるマクスウェル方程式を冒頭に登場させたように、本書は「場」の説明から始め、電子をモノでなくコトとして捉えつつ「ファインマン流」物理学を著者流に「読む」。読者にも別解を触発する本だ。2019/09/24

まつど@理工

3
この本、ファインマン物理学の電磁気学への導入に最適。参考文献よし!数式なしの解説ありがたい。//ファインマンでさえ具体的な電磁場のイメージができないそうだ。…これを読んで分からなくてもいいんだ!と思った人。それは違う。「一つの枠組み(直観)」からは理解できないだけで、ステップを踏むことで必ず分かる(はず)というのが「科学」なのだ。2013/08/14

みかん

1
この本のファインマン物理学Ⅲからのトピックの選択は、著者が印象的だった内容由来なのか、啓蒙の意味を込めて一番躓きやすいとおもったところを集めたのか、どちらかが気になる。 ⅢとⅣを1つに括って物性とかも扱ってくれたら嬉しかったり。でも、ファインマンとファインマン物理学への大きな敬意は文章を通してひしひしと感じる。2018/03/22

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