出版社内容情報
データから読み取る研究事件の背景と特徴 日本の科学研究者・技術者たちが起こす事件にはどのような特殊性があるのか。豊富なデータを基に、論文捏造や改ざん、研究費不正受給などの裏側を探る。
内容説明
論文のねつ造・盗用、データの改ざん、学位不正授与、研究費不正、名義貸し、贈収賄、セクハラ・アカハラ…科学者の不正行為はなぜなくならないのか。
目次
第1部 研究者の事件:姿勢(なぜ「研究者の事件と倫理」を研究するのか?;外国の「研究者の事件」)
第2部 研究者の事件データベース(「研究者の事件データベース」の構築前;「研究者の事件データベース」の構築)
第3部 研究者の事件:各論(盗用;ねつ造・改ざん;研究費不正;セクハラ・アカハラ;産学連携・贈収賄、学位、兼業、名義貸し、試験;自殺、スパイ、毒物・細菌混入)
第4部 研究者の事件の本質(研究者はなぜ事件を起こすのか?;誰がどうすべきか?;法令・罰則)