講談社現代新書<br> 生物と無生物のあいだ

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講談社現代新書
生物と無生物のあいだ

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061498914
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0245

出版社内容情報



福岡 伸一[フクオカ シンイチ]
著・文・その他

内容説明

生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。

目次

ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク
アンサング・ヒーロー
フォー・レター・ワード
シャルガフのパズル
サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ
ダークサイド・オブ・DNA
チャンスは、準備された心に降り立つ
原子が秩序を生み出すとき
動的平衡とは何か
タンパク質のかすかな口づけ
内部の内部は外部である
細胞膜のダイナミズム
膜にかたちを与えるもの
数・タイミング・ノックアウト
時間という名の解けない折り紙

著者等紹介

福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年東京生まれ。京都大学卒。ハーバード大学医学部研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授、専攻は分子生物学。著書に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞科学出版賞受賞)などがある。2006年、第一回科学ジャーナリスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

820
新書とはいえ、難しいのではないかと敬遠していたのだが、この超ベストセラーに遅ればせながら、思い切って挑戦してみた。これがわかりやすい上に実に面白い。いやそれ以上だ。ワクワクするほどにエキサイティングなのである。テーマはタイトル通りに「生物とは何か」ということなのだが、ワトソン、クリックの「二重らせん」をエポックメイキングに、それ以前、その頃、そしてその後の生命をめぐる科学史が語られる。また、本書を通じて「科学」の考え方が十分に伝わってくる。しかも、「聖杯」などと文系をくすぐる比喩も実に巧みだ。強推薦‼2019/08/07

遥かなる想い

405
2008年新書大賞大賞受賞。 生命とは何なのか?を 皮切りに、野口英世の真実 、ロックフェラー研究所、 功績者たち、ウィルス等、巧みなエピソードを盛り込むことにより、 読者を著者の世界に 引き込んでいく筆力は 大したものである。 だが、私には功績のあった 科学者たちのエピソード、 ポスドクという名の傭兵 の章の方が面白かった。 研究者たちの背景にある もの…知らなかった事実が 伝わってくる…科学の歴史 を、DNAをわかった 気になるにはちょうどいい 本である。2015/09/05

抹茶モナカ

318
生物学のうち、細胞の研究について、歴史的背景を織り交ぜながら、説明してくれる本。文章が文学っぽいので、細胞の話なんだけど、読みやすい。文系の僕でも通読できました。歴史の闇に消えてしまった学者の話は切なくて、科学の発見に2着がない、というのは厳しいなぁ、と思った。2015/11/16

311
07年。先に『新版 動的平衡』(17年)を読んだが本書の方が時系列でわかりやすい。生命の謎を解明していく科学ミステリーでもある。ダークサイド・オブ・DNAの章は特に興味深く読んだ。ワトソンとクリックが明らかにしたDNAの二重らせん構造の陰にロザリンド・フランクリンの研究。KOマウスのその後は『新版 動的平衡』にて■「生命とは自己複製するシステム」「との定義は不十分」との考えから「ウイルスを生物であるとは定義しない」■「生命とは要素が集合してできた構成物ではなく、要素の流れがもたらすところの効果」とするが、2023/01/17

Nobu A

306
福岡伸一著書初読。07年初版。67万部のベストセラーを何故か数年も書架に置きっぱなしで手付かずだった。恐らくタイトルから難解な生物学の話だと思ったから。生物研究に関する詳述は決して易しくないが、分子生物学の発展と神秘性が伝わってくる。のっけから野口英世が登場し、どんな展開になるのかと思いきや、類稀な文才で興味深い知識を披露し引き込まれていく。自己複製を行う生命とは何か。「動的平衡」論で再定義に挑む。幼少期の生き物に対する好奇心から始まる研究人生も絡めながら。映画化して欲しい程の面白さと再読したい難しさ。 2022/08/27

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