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講談社現代新書
自民党と戦後―政権党の50年

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497856
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0230

出版社内容情報

この国の戦後をかたち作った、超長期政権・自民党。その成功を演出し、いま限界に直面するその不可思議な構造を、朝日新聞ベテラン記者の目で描き出す。二大政党時代、必読の書!

内容説明

「50年」の意味を問う。政治部記者の目で描く長期政権の成功と限界。

目次

第1章 政治家たち
第2章 衰弱する巨象
第3章 自民党の歴史
第4章 スキャンダルの歴史
第5章 理念の対立軸
第6章 挑戦者たち
第7章 政権党の将来は

著者等紹介

星浩[ホシヒロシ]
1955年生まれ。東京大学教養学科卒。1979年、朝日新聞社入社。政治部員、ワシントン特派員、政治部デスクを経て、現在は政治担当編集委員。東京大学大学院特任教授。テレビ番組『サンデープロジェクト』(テレビ朝日系列)のコメンテーターも務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

5
自民党の歩みは戦後日本の歩みそのものとも言える。そんな自民党の昔と今を、優れた政治記者が描く上質の入門書。短く手堅くまとまっていて資料も付属、コラムも秀逸で最初に読むには持ってこい。民主党が与党の今となっては古そうだけど、事前審議のコラムは類書でも特に分かりやすい。自民党の野党転落は、多分それを支持してきた日本社会、そして自民党内部の変化の激しさの象徴でもあるのだろう。再び与党となる可能性は高いが、果たしてかつての自民党の復活、改良はできるのか、気になるところだ2012/05/23

やご

1
新聞は読んでいる方だと思うのですが、読まないところといえば政治欄。だって読んでも何やってんだかさっぱりわかんないんだもの。いい歳こいてそれじゃいかんよね、と多少の理解を目指して読んでみたのがこの本。無論、新書本一冊読んで現代日本政治がわかるわけはないし、わかれば苦労はないのですが、とりあえず基礎知識を蓄えようと思いまして。そういうつもりで読む本としてはなかなかよろしいかと。自民党の政策や政権運営の手法について突っ込んだ分析・批評の記述は少なく、わかりやすさ重視の一般向け自民党の概略紹介、といったおもむき。2005/05/20

Naota_t

1
2011/12/17 2011/12/17

かもろうる

0
ソースは10年前なので古いけれども、それまでの自民党の歴史であったり、考察であったり、何も知らない人でも自民党の活動がどのようなものであったかは広く浅く知れる入門的な1冊。自民党ってなんだろうという人向け。2017/03/30

DBstars

0
本書は、タイトルの通り、自民党結党の1955年前後から2005年頃までの約50年間を通史的に追ったものであり、党内派閥の覇権争いや政策の変化の歴史、強力な自民党支配に挑んだ政治家たち、2005年時点ではあるが自民党の将来はどうなるかを占った記述など、とにかく自民党に焦点を当てて詳述している。また、朝日新聞の政治記者を長く務めている著者の政治番としての取材録や経験談もところどころに盛り込まれ、他にはない一冊だといえる。2022/03/21

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