内容説明
始皇帝、劉邦、太公望、孔子ら総登場。不滅の人間ドラマに学ぼう。
目次
第1章 『史記』を貫くひとすじの紅い糸
第2章 天下人の器
第3章 項羽と劉邦
第4章 功臣・謀臣・寵臣
第5章 春秋戦国の立役者
第6章 天道是か非か
第7章 放浪の公子・君子
終章 司馬遷と「太史公自序」
著者等紹介
雑喉潤[ザコウジュン]
1929年、神戸市生まれ。名古屋芸術大学短期大学部名誉教授。京都大学文学部卒業後、朝日新聞社に入社。学芸部長、音楽担当編集委員などを歴任する一方で、中国取材班キャップとしても活躍。退職後、中国文学研究家、音楽ジャーナリストとして執筆活動を展開
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感想・レビュー
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やまぐてぃ
1
『史記』に登場する人物を中心にした本なので、色々なストーリーが入った小説の短編集のような感覚で読めた。高校の漢文の授業で習った故事もいくつか紹介されていて、おもしろかった。2011/11/17
Masa03
0
これを読んでから宮城谷を読むか、逆か? 日本で史記と言えば、項羽と劉邦、後は封神演義がメジャーって感じか。まぁ、宮城谷とキングダムのおかげで最近はそうでもないかもしれないが。 とは言え、宮城谷は古代史か中国史に興味ないと読まんよね。 ということで、これを読んで中国古代史に興味を持ったら宮城谷小説を読むことをお勧めします。 個人的には、史記そのものが未読なのでそちらにいきたいと思いますが。 入門書としては妥当な本でした。2014/08/18
Satoshi Murai
0
読了2015/03/01