出版社内容情報
日本の「しきり」が「世間」を生んだ! 人間の意識、思考に大きな影響を与える「しきり」を様々な視点から読み直す。人と「しきり」の関係に迫る刺激的論考! 自己と他者・ウチと外・聖と俗・日常と非日常・私と公。いずれも「しきられた」両方の世界を表す言葉である。「しきり」をキーワードに文化・社会を読み解く。(講談社現代新書)
第1章 しきるということ
1――自己と非自己/アイデンティティ
2――自己と他者
3――しきるという思考
4――空間的しきりと時間的しきり
5――社会的しきり
第2章 しきられる世界
1――聖と俗
2――日常と非日常
3――集団によるしきり
第3章 生活の中のしきり
1――住まいのしきり(遮断)の装置
2――汚れのしきり
3――私用と共用によるしきり
第4章 しきりの提案
1――ミース・ファン・デル・ローエによるしきり
2――中廊下式間取りの提案
3――50、60年代のモダンリビングの提案
4――オフィス空間
柏木 博[カシワギ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
人間の意識、思考に大きな影響を与える「しきり」を様々な視点から読み直す。
目次
第1章 しきるということ(自己と非自己/アイデンティティ;自己と他者 ほか)
第2章 しきられる世界(聖と俗;日常と非日常 ほか)
第3章 生活の中のしきり(住まいのしきり(遮断)の装置
汚れのしきり ほか)
第4章 しきりの提案(ミース・ファン・デル・ローエによるしきり;中廊下式間取りの提案 ほか)
著者等紹介
柏木博[カシワギヒロシ]
1946年神戸に生まれる。武蔵野美術大学卒業。現在、武蔵美術大学教授。近代デザイン史専攻
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編集兼発行人
永夢