講談社現代新書<br> 新しいリハビリテーション―人間「復権」への挑戦

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講談社現代新書
新しいリハビリテーション―人間「復権」への挑戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497061
  • NDC分類 494.78
  • Cコード C0247

出版社内容情報

「つくられた歩行不能」とは何か?

車いすに頼る生活に陥ることなく、新しい能力と生き方を創り出す現代のリハビリテーションの考え方と方法を具体例で紹介する。

プロローグ
 1――「車いす生活」を断った患者さん
 2――リハビリテーションの目的は「生活と人生をよくすること」
第1章 生活・人生の目標を立てる
 1――人生目標を決めてリハビリテーションをはじめる
 2――体の不自由をきっかけに新しい生活と人生を創る
第2章 生きる時間を大切にする
 1――がんで寝たきりの人が伝い歩き
 2――限られた人生を生かすリハビリテーション
第3章 「している活動」と「できる活動」
 1――訓練室では歩けるのに、ほかの場所では車いす
 2――「できる活動」と「している活動」
第4章 退院後の生活を見通して練習する
 1――限られた環境でしかできない「活動」でよいか?
 2――将来の「する活動」の設定が大事
 3――病院や自宅の設備・環境をどう考えるか
第5章 車いすを偏重しない
 1――歩くことと車いすを使うことは別物
 2――車いすに頼らずに歩行を自立するには
 3――車いす偏重の害を考える
第6章 廃用症候群の悪循環
 1――風邪で歩けなくなった?
 2――廃用症候群とは何か
 3――廃用症候群の悪循環を良循環へ
第7章 「本当にやりたいこと」を見つける
 1――隠れている希望を探る
 2――「生きる」ことを分析する
第8章 心の立ち直りを助ける
 1――下半身まひを克服した青年
 2――悩みを経て「障害の受容」へ
 3――体に不自由があっても人間としての価値は不変
エピローグ


大川 弥生[オオカワ ヤヨイ]
著・文・その他

内容説明

車いすに頼る生活に陥ることなく、新しい能力と生き方を創り出す現代のリハビリテーションの考え方と方法を具体例で紹介する。

目次

第1章 生活・人生の目標を立てる
第2章 生きる時間を大切にする
第3章 「している活動」と「できる活動」
第4章 退院後の生活を見通して練習する
第5章 車いすを偏重しない
第6章 廃用症候群の悪循環
第7章 「本当にやりたいこと」を見つける
第8章 心の立ち直りを助ける

著者等紹介

大川弥生[オオカワヤヨイ]
佐賀県生まれ。久留米大学医学部大学院修了。東京大学助手、帝京大学助教授を経て、現在、国立長寿医療研究センター老人ケア研究部長。医学博士。専門はリハビリテーション医学、介護学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

7
概ね興味深く読めたものの、取り上げている事例が成功しているものに特化しているのではないか?という疑念がわいてしまう。著者の方針で失敗した例も少なからずあるはずで、えてそういう事例を挙げた方が説得力を持つのでは?という気がした。それに幾度となく患者側からの積極的な発言を奨励しているが、全ての医者がそういうスタンスを取っているとは思えず、ここにも限界を感じた。本書が出て早十数年経つが、リハビリを巡る状況はそう大きく変わったとは思えず、本書が提言するリハビリのあり方を実現するにはまだ長い道のりが必要だろう。2018/10/04

シンシア

7
どんな生活をおくりたいと思われているのか?最初に伺うことは難しいけれど、その方のおくられてきた生活を知ることで、少しでも理解する事ができたら良いと思う。リハビリ人生にならない、真のリハビリが必要。2013/05/01

くまクマ

5
リハビリの基本的な考え方を教わった本。これからも読み続けて行くことでしょう。ICFモデルも、もっと理解を深めたいです。2013/05/13

yuka_tetsuya

4
リハビリ室での機能回復訓練への偏重が訓練室での「できる動作」と病棟での「している動作」との解離を産み、さらにその解離がニーズである将来の「する動作」を歪めてしまっている事を主張している。患者の人生観と希望を聞き出し、患者と友に未来の生活を切り開いてゆくという姿勢が大事であることを学んだ。また安易な車椅子の押しつけが、返って「している動作」を制限していることに気づかされた。2013/04/17

とまり

4
リハビリテーションについての理解を深められました。患者さん本人や、家族が読むのもいいと思います。わかりやすい。2011/12/11

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