内容説明
インフレ目標は無謀な賭け?デフレ退治の必要はない!?一見もっともらしい情報も、一皮めくれば間違いだらけ。これが本当の本当だ。
目次
第1夜 「魔法のつえ」か「禁じ手」か―インフレ目標導入の是非(インフレ目標は「インフレを起こす政策」か;目標を掲げればデフレは止まるのか ほか)
第2夜 だからデフレは止まらない!?(庶民はデフレを愛している;デフレは「物価下落」か「景気後退」か ほか)
第3夜 英断か愚策か―小泉改革の成績表(創造的破壊はホントに起きたか;「五三〇万人雇用増加計画」の行方 ほか)
第4夜 世界と日本が流動化する(イラク戦争は「世界の分裂」の始まり?;米国の単独行動主義は強まるか ほか)
著者等紹介
長谷川幸洋[ハセガワユキヒロ]
1953年千葉県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。東京新聞(中日新聞東京本社)経済部、ブリュッセル特派員などを経て、現在は論説委員。この間、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院で国際公共政策修士
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