講談社現代新書
分かりやすい日本語の書き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 181p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061496446
  • NDC分類 816
  • Cコード C0281

内容説明

“文章添削の鬼”が明解に説く、基本からの文章上達法!用字用語の使い方から構成まで、役に立つヒントを満載。

目次

初めに 文章には必ず読み手がいることを忘れない
第1章 日本語の作法を身につける
第2章 文章上達のこつを知る
第3章 意味が通らないのはなぜか
第4章 伝わる文章を味わう
第5章 故大宅壮一が教えたこと

著者等紹介

大隈秀夫[オオクマヒデオ]
1922年、佐賀県生まれ。東京大学文学部を経て九州大学法文学部卒業。西日本新聞社文化・社会部次長の後、退社、フリーライターになる。日本エディタースクール講師。エディタースクールでは“文章添削の鬼”の異名をとる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

京和みかん

7
新聞記者からフリーになり、専門学校講師を務める著者の新書。「新聞」を中心とした分かりやすい日本語の書き方を包括的に記している。展開、文章、ともに理解しやすく、さすがは「文章添削の鬼」と呼ばれるだけはある、と感嘆。ただ、同時に味気ない印象があり、いわゆる大隈秀夫という人物像は透けて見えない書き方だった(むしろそれがこの著者としては正解?)。著者が師事していた故大宅壮一についてかなり言及していて、半分は大宅評伝と言っても過言ではないぐらいのものに仕上がっている。当時の漢字事情なども知れたのは面白かった。2016/11/12

ヴァン

6
 新聞記者を退職したのち、専門学校で文章技術を教える著者の、文章執筆を伝授する本である。新聞記事を素材にしながら執筆の具体例を例示する。ただ技法面での説明よりも文章エッセイというおもむきの印象が強い。もう少しハードな文章論は類書にさまざまにあるので、この本では著者のウンチクを楽しむということで、いいのかもしれない。名文家・大宅荘一とのエピソードが出てくる。また巻末では親交のあった笠智衆のことが書かれている。2019/02/11

なさぎ

2
同音異義語や送り仮名、間違えやすい漢字の注意などには、手書きが主流だった当時の様相が見て取れる。しかし時代を差し引いて読む分には、現在でもなお多くを学ぶことができる。流石にプロ、一文一文に無駄がなく、読みが全く苦痛にならない。説得力のある一冊。2018/07/09

らふぅ

1
辞書の引用が多すぎ2012/10/29

あがが

0
悪役の書き方についてのヒントになりました(第5章)2014/07/21

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