内容説明
戦略的コスト削減とは何か。「選択と集中」実行のツボは。最新経営手法を上手に使って強い会社に変える、エグゼクティブ必読の超具体策。
目次
第1話 「スタンダード経営」の夜明け(1991‐1995)
第2話 「ファイナンス重視経営」開幕(1995‐1997)
第3話 脱「アメリカンキャピタリズム」宣言(1997(1))
第4話 原理原則経営で会社を変える(1997(2))
第5話 「選択と集中」戦略を遂行せよ(1997(3))
第6話 アメリカンキャピタリズムの宴の後(2002.10)
著者等紹介
山本真司[ヤマモトシンジ]
1958年生まれ、慶応義塾大学経済学部卒。シカゴ大学経営大学院で、MBA with honors取得。全米成績優秀者協会会員。現在、A.T.カーニーマネージングディレクター極東アジア共同代表。同志社大学大学院講師
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかみつる
1
物語風ではあるが、めちゃくちゃ堅い内容です。 MBAの初級本というか入門書といった感じでしょうか。 もっとグラフとか表とかを多用化して欲しかったな。 結構読むのに苦労しました。 経営とはどういうことなのかをおぼろげながら頭に入れて、仕事をすると一味違ったビジネスマンになります。 軽い気持ちで読んでみるのはお手ごろかも。
めぐりん
1
MBAの道具立てが何のためか、どう使っていくかを「統合的」に整理されている。用い方を学ぶ本としては古くないのではないか。内容てんこ盛りで理解するには一苦労。2018/05/28
Masa03
0
世にあまたの経営本はあるが、中でもなかなか面白かった。 MBA本は、新しい経営指標なんかをこれでもか、と薦めてくるものが多いように感じるが、この本は、それらの経営指標もあくまで道具、という基本を押さえている。 ストーリー形式でビジネスものを説明していくものは多いが、そのストーリーの中でもあくまでも道具だと繰り返し述べていることはポジティブな評価をしたい。 古い本なので、最新の経営指標を学ぶには役立たないだろうが、基本を押さえるには悪くないんじゃないかと思う。2012/11/08
Josh
0
「40歳〜」の惰性で読んだが完全無欠のストーリーに食傷気味…。でも図表は参考になるし、所々にキラーワードも散りばめられており、コンサル視点では勉強になります。2011/04/12
ken
0
内容は盛り沢山。米式経営尺度の説明が物語形式で進められる。具体的で分かりやすいです。2010/05/26