• ポイントキャンペーン

講談社現代新書
パリ歴史探偵術

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061496101
  • NDC分類 235
  • Cコード C0225

内容説明

中世の城壁、パサージュの抜け道、幻のトイレ、写真館に青空市場…少年プルーストが走り、モネ、ルノワールが集った街角を探索する。

目次

1 三つの壁、三つの時代
2 パサージュを渡り歩く
3 昔のガイドブックから
4 まぼろしの公衆トイレを求めて
5 記憶の場としてのマルヌ川
6 印象派の散歩道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吟遊

14
こんなふうにひとつの都市をめぐり、博学をもって、あるきまわって、旅をして、愛せたらすてきだなーと2018/05/31

ラウリスタ~

11
やはり文学研究者のパリ本も面白いじゃないか!壁の痕跡を探しながらのパリ散歩、ブキニストで見つけて19世紀の旅行ガイドを見ながらの、タクシー、バス(馬車)、公衆トイレについての情報共有などさすが宮下志朗というべきか。後半では、セーヌの上流(マルヌ)と下流(印象派)に分かれての川歩き、今度ちゃんと散歩しよう。本業?はルネサンス期だと思うのだが、19世紀の小説を本当によく読んでいる、見習わねば。ガンゲット、風車などパリ周縁部についての情報が非常に充実しており、巻末の参考文献でも日本語での研究の豊かさに驚く。2020/04/21

rbyawa

2
a122、時代順ならぬ構造順なので(パリは古代ローマ時代より遡る中州のシテ島から始まって外側に少しずつ拡張していった都市なのですね)、まあ正確に読もうとすると多少の前知識は必要かな? という気もしますが、逆に現在も都市に名残が残る現物から始めて歴史をあとで知るのもいいのかな。パリは首都ではない時代にも行政の中心であり、数々の歴史事件の舞台であり、近代のオスマン知事の大改革以降、その大きな構造が変わってないという辺りも、なんだか不思議な都市だよね。2010/07/01

うずまき

2
なんかあと一冊借りられるから、ペロッと読めそうな物を…程度の心づもりで借りたんだけど、新書という形態から考えたら、情報量が半端なかったなコレは。ワクワクしながら先に進んでいった。2010/02/27

takao

1
ふむ2022/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/336969
  • ご注意事項