講談社現代新書<br> フロイト思想のキーワード

個数:

講談社現代新書
フロイト思想のキーワード

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月24日 08時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 392p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061495852
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0211

内容説明

夢解釈の理論確立の経緯、ユダヤ人としての苦悩、そして知られざる私生活…。フロイト論の決定版。

目次

序章 フロイト―その思想と人生
第1章 フロイトらしいその生と死
第2章 ヒトの無力さと心の適応
第3章 無意識への王道
第4章 喪の仕事と回想
第5章 エディプス・コンプレックスとは
第6章 心的外傷か内的幻想か
第7章 宗教、国家、民族からも自立して
第8章 フロイトからフロイト以後の精神分析へ
終章 裏から見たフロイト思想

著者等紹介

小此木啓吾[オコノギケイゴ]
1930年生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。現在は東京国際大学大学院臨床心理学研究科教授。元日本精神分析学会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シルク

17
学部2回生の時、大阪大学から来てくれてはるお若い先生の、夢分析の演習授業を受けた。受講生4人で、小さな教室でちんまりと環になって座って、毎回みっちり討論した。「大学って、こんなんなんだ…!」と静かな興奮を味わった、思い出の授業だ。夢に関する著作を1人5冊ずつ探して読んできて、書評論文の超短いやつみたいなのを作成して、共有する…ということをした。河合隼雄の『明恵 夢を語る』を読もうとして、難し過ぎて歯が立たず諦めてったら、4回生の先輩がこれを読んで発表してて、4回生すごいなーとも思った。『ハムレット』の→2022/03/04

ステビア

15
大変よくまとまつてるんぢやないだらうか。2016/06/25

がりがり君

5
なんだかみんな軽めに扱いがちなフロイトだけど、その後の精神分析のアイデアの萌芽の大部分を担ってたことがわかる。意外な所ではエリクソンのアイデンティティ論や、ボウルビィの愛着理論への導入もフロイトの影響だった。あとラカンの鏡像段階のアイデアの萌芽さえも見られる。フロイトは意外な所まで考えている。2021/05/16

はる

3
分かりやすい。フロイト思想は本人の著作だけでもやたらとあり、時期によってフロイト自身の立場も微妙に変わるので、全体像が掴みにくい印象だった。新書として一冊にまとめてもらえると、辞書のようにも使えて有り難い。フロイトの人となりには心が温まったり、少しぐっと来たり。2020/06/17

ころこ

3
いわずと知れたフロイトの紹介本です。非常に平易ですが、奇を衒ったところもなく、最高の入門書なのではないでしょうか。フロイトは臨床医として勤務する傍ら、夜の9、10時から夜半の1、2時まで論文、著作を描き続けました。66歳でガンに侵されて、33回もの手術のうち83歳で亡くなるまで書き続けられた膨大な文章は、人文知における心理学の無根拠さを、文章の量によって克服する試みのようで、文学にはじまり、思想哲学、文化人類学、ジェンダー論への貢献は、知の巨人と呼ぶに相応しい偉大な業績です。 2016/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/438562
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。