講談社現代新書<br> 敬語はこわくない - 最新用例と基礎知識

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講談社現代新書
敬語はこわくない - 最新用例と基礎知識

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061494503
  • NDC分類 815.8
  • Cコード C0281

出版社内容情報

【内容紹介】
「お求めやすい」「お気をつけて」「させていただきます」。誤用・慣用の変化を豊富な用例で説く新・敬語入門。

「~せていただく」の拡大――昔「本日休診」という映画があった。病院の玄関に下げる札はこれでいい。しかし商店の貼り札などで「本日休業」ではそっけない、というので、「本日休業します」と書くこともある。これをさらに、「休業させていただきます」のように書くことが関西から東京に広がったのは1950年代らしい。最初は抵抗があったようだが、「勝手に休みやがって」ととらえがちな人には、つつましやかに許可を求める風の表現は、徐々に受け入れられた。この用法を広げると、「午後1時から営業させていただきます」が登場することになる。休むのと違って営業することについては、別に利用者が困るわけではないし、許可するわけでもないので、やや抵抗があった。しかしもう広がってしまって、今とやかく言う人はいないだろう。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

5
【ココロの琴線に触れたコトバ】社会で生きていくためには、さまざまなことを身につける必要がある。中でも相手を大事にするという、人間関係の基本が大切だ。敬語を間違えても、別の面で誠実さが伝わっていれば、何とかなる。根本的な心構えが重要なのだ。2014/12/30

ニョンブーチョッパー

3
2000/06/24

huyukawa

2
何度読んでも面白い。ことばは社会と連動していて、今あることは歴史的現代を示すことが実感できる。また、少し古い本なので、この当時に違和感のあることばも今ではすでによく使われているのも面白い。2018/02/23

あーさー

1
短大で、敬語の講義を履修した際の教科書だった作品を久しぶりに再読。「本来ならば誤用だけど、なぜ今は普通に使われるようになったか」を説明しており、堅苦しくない文章で頭にスッと入ってきます。2023/01/25

カエル氏

1
著者の敬語マニアぶりとこだわりが伝わる!何冊か敬語の本を読んだが、作者によって言い回しとか結構くい違っていた。敬語に関わらず、言葉は変わってゆくもの…だからこそ楽しんで使いこなせるようになりたい!2013/06/30

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