内容説明
神々や英雄にあこがれ、聖人や名君をたたえて、生まれた名前の系譜と豊かなイメージを説く。
目次
序 名前がもつ豊かな世界
1章 救世主が臨在するヨーロッパ人の心
2章 殉教聖人たちにひそむギリシャ神話の神々や英雄たち
3章 東からの光に照らされる覇者ローマ
4章 キリスト教を受け入れて再生したゲルマン精神
5章 現代に生きるケルトのロマン
6章 北欧とビザンティンを繋ぐロシア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masakiya
4
ラテン系は使徒、聖人からの由来が多くて見当がつけやすいけど、ヘンリー2世とかエドワード3世とかゲルマン系や、ケルト系等の名前の由来ものってて、少しお近づきになれたような気もしてくる。2016/04/17
takao
3
ふむ2023/07/30
Quadrophenia
2
いわゆる雑学本。「白鯨」のイシュマエルとエイハブという名前にはこういう意味があるんだよとか、シェフチェンコの背番号が7なのは理由があるんだよ、とか。2015/09/23
ありうす
1
欧米の人名がテーマ。歴史こぼれ話というか、欧米文化・歴史こぼれ話。あちらの文物を理解するには聖書と神話の知識が必要と聞くが、それの分かりやすい解説。カバーする範囲は広く、西は英国から東はロシヤにまで及ぶ(しかしあくまでキリスト教圏のみで、北欧は殆ど無い)。聖書に神話、ギリシャ語ラテン語にドイツ語と語源は広汎で扱われる名前は多いが、一方で欧米の名前はヴァリエーションは多くないと感じた。一つだけ不満を言うと、簡易人名由来事典としても使えるよう索引をつけて欲しかった(目次で或る程度代用できるが限度がある)。2018/09/11
欣喜雀躍ちゃん
1
一大雑学集 2016/09/19