講談社現代新書<br> 人生の価値を考える―極限状況における人間

講談社現代新書
人生の価値を考える―極限状況における人間

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061493919
  • NDC分類 113
  • Cコード C0212

内容説明

ただ生きるかよく生きるか、あるいは挫けるか。逆境に落ちて突きつけられた問いを考え抜いた人たちの生き方を通し、生の意味を考察する。

目次

第1章 星野富弘の場合―『愛、深き淵より。』から
第2章 岸本英夫の場合―『死を見つめる心』から
第3章 青年士官の場合―『戦鑑大和ノ最期』から
第4章 ヴィクトール・フランクルの場合―『夜と霧』から
第5章 ソクラテスの場合―『ソクラテスの弁明』から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんいち

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自分自身の生き方を考え問うるという観点でも、歴史上にこんな風な壮絶な体験をし、精神と対話し折り合いをつけてきた人たちがいたことを知れたという観点でも非常に意義の強い読書であったと感じる。 特にヴィクトールフランクル、吉田満の2名は私たちが身近にイメージしやすい20世紀を生きた人間であるが、その2名の経験は壮絶なものであった。人為的な死が間近に迫ったことがきっかけで顕在化した彼らの死と生の捉え方は、説得力のあるものだった。 よく生きる。精神的自由の確保は自分次第。共同体とのポジティブな関与。2022/06/22

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