内容説明
ユーゴ内戦、チェコスロヴァキア分裂、国外ハンガリー人をめぐる国境問題…。「ヨーロッパ統合」へと向かう冷戦後の世界で、なぜ旧東欧は解体を続けるのか。「民主化」「市場化」を果したEUに加盟する日は来るのか。「統合」「ヨーロッパ回帰」をキーワードに、民族問題の本質を探る。
目次
1 民族とはなにか
2 ドナウ連合はなぜ失敗したか
3 民主主義は根づくか
4 「中欧」再編はなるか
5 民族問題はなぜ起こっているか
6 「ヨーロッパ回帰」は可能か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽香
2
199404202016/03/20
本まーちゃん
1
そうなんだワード:ヨーロッパ近代。滅びる民族の側に身をおいて考える。ヨーロッパ人という意識。中欧。ヨーロッパ回帰。境界線の引き直しが民族紛争を泥沼化させた。2020/10/22
du
1
現在の東欧の歴史と民族意識についての話。なかなか1回読んだだけでは全てを把握出来なかった。また読みたい。2011/08/29
ニョンブーチョッパー
0
○2009/09/03
naranja
0
知らない事がたくさんあって勉強になった。民族問題ってほんと難しい。。。2011/02/06