講談社現代新書<br> 幻獣の話

講談社現代新書
幻獣の話

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  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061491885
  • NDC分類 388
  • Cコード C0220

内容説明

一角獣から鳳凰、ゴジラまで―。人はどこまで空想の翼を翔かせえたか?神話・伝説、宗教、芸術が生んだおびただしい幻獣は、何を物語るか?絶対の美、恐怖の極、珍妙笑止な獣など、人間の華麗な精神絵巻をひもとく。

目次

一角獣―マルコ・ポーロが見たもの
アジアとヨーロッパ―幻獣という知の遺産
不思議な生きもの、不思議な人―狂気と文学のあいだ
幻獣紳士録
百鬼の奇―日本の幻獣
霊獣たちの饗宴―日光東照宮の場合
中国の宝の書―『山海経』入門
私という幻の獣―寺山修司の夢
ゴーレムからロボットへ―二十世紀の幻獣
マルコ・ポーロ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かば

8
文章や構成はめちゃくちゃだが知的好奇心を唆る話も少なくなかった。2021/02/15

文吾

8
★★/図書館本。辞典ではなく世界中にちらばる魔物、聖獣その他諸々をつらつら語ってる。まとまりを感じない。初心者ですので尚更難解に思えました。著者が思いついたことを書き連ねてるようなので読んでて苛々しました。確かにゴジラやロボットも幻獣でしょうけども。中華系幻獣については興味を引かれました。さらっと。2019/03/09

びっぐすとん

6
108円本。昔、池内さんの本を何冊か読んで興味深かったので期待して読んだが、想像していたのとはちょっと違った。幻獣が羅列されているだけでこれといった見解がない。残念。2017/04/30

Humbaba

5
人の持つ想像の翼には限界がない.そのため,幻想上の生物は数限りなく存在する.その中の殆どは,生まれてすぐに忘れ去られてしまうだろう.しかし,それでもまだ多数の幻想上の生物が存在している.2012/02/17

ぴょこたん

3
文章をどうにかしろ! 文学教授の翻訳した外国小説が退屈ってのは理解しているが、東大文学部のお教授様のお文章がこんなんでいいのか? 引用と要約がごちゃごちゃ。章立て・節立て・項目立ての意図が見られない。節と節、項と項のつながりが不明確。それでいながら、かっこつけた・気取った文章。それに『幻獣の話』というタイトルつけときながら、あとがきで、「幻獣そのものではない。これら奇妙な生きものを生み出した人間」を書きたかったとか言ってるし…。だったら、そのことを副題につけるなり、前書き(なんとこの本には前書きがない2004/10/03

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