講談社現代新書<br> オスとメス 性の不思議

講談社現代新書
オスとメス 性の不思議

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061491380
  • NDC分類 481.35
  • Cコード C0245

内容説明

誘惑するオス、選ぶメス。華やかで激しい性行動のメカニズムは何か?性が生まれ、男女へと進化した15億年の壮大な性の歴史を展望する。

目次

第1章 性の起源―現代生物学の大きな謎
第2章 生き物たちの奇妙な性
第3章 クジャクの羽とシカの角
第4章 雄と雌と子ども―永遠の三角関係
第5章 誰が子の世話をするべきか
第6章 雌をめぐる競争
第7章 雌はどんな雄を選ぶか
第8章 雌雄から男女へ
第9章 ヒトの婚姻システム
第10章 そしてわれわれはどう選ぶべきか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♡kana*

19
気になってた本。古いですが、とても面白かった。2016/05/21

はふ

13
性はなぜ誕生したのか。なぜ生物には雄と雌があり、なぜ分かれているのか。そのような性の不思議を生物学の観点から明らかにしていく。様々な動物の生態や性についてアプローチしていくことで、ヒトとはどういったものなのか解き明かしていく。2019/04/25

イワハシ

3
著者は生物学者。動物の性行動を紹介して、その上で人間(ヒト)のそれを語る。ちょっと古い本なので取り上げられている話に新味はなかったが、面白い2021/06/04

スパイク

3
進化論の入門編ってとこですか。前半はそれなりに面白かった。2014/05/20

ビシャカナ

3
第一章と第二章で、そもそも性とは何かということから雌と雄だけじゃない多様な生物の性について解説、第三章から第七章まで人間以外の生物の雄と雌の生態について多様な側面から解説、第八章と第九章で人の雄と雌についての生物学と、それを応用して人間社会について考察、そして第十章で生物学で人間社会を語ることの危うさと難しさを慎重に論じている。第十章は特に読む価値があり全ての生物学を学ぼうとする人に読んでもらいたい心のこもった名文だった。2012/10/24

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