講談社現代新書<br> パブリック・スクール―英国式受験とエリート

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講談社現代新書
パブリック・スクール―英国式受験とエリート

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  • サイズ 新書判/ページ数 195p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061491342
  • NDC分類 376.3
  • Cコード C0237

内容説明

過熱しない英国式受験のシステムを分析し、エリート生産装置パブリック・スクールの支配の秘密とその変容を解読する。

目次

第1章 パブリック・スクールからケンブリッジ大学へ
第2章 学外試験と受験予備校
第3章 受験勉強と合否決定のしくみ
第4章 受験エリート校パブリック・スクール
第5章 パブリック・スクール支配の秘密
第6章 英国を鏡に日本式受験を読む

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ガリポリ

3
パブリックスクールそのものより、それを成り立たせている社会構造、入試制度などがメインか。 口頭試験の方が筆記試験より階級や文化資本により「優秀」かそうでないかが判断されがちで、試験官と文化的基盤を共有している階級の方が優秀と判断されるとの記述は昨今の日本でも面接重視の弊害として一部から指摘されているなとの印象。 1993年刊行の本だが「英国の入試が日本に近づいてきている」後で、日本の入試が面接やボランティア、小論文、海外留学経験を重視しだし英国式に近づいているし案外平均化していくのではないかなと思ったり。2015/09/29

よの字

1
約20年前の本ということで、現在の英国式教育の実情とはやや異なる部分もあるかもしれないが、とても興味深く読むことができた。2011/03/01

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