内容説明
新大陸との出会いは、世界に何をもたらしたのか。謎に包まれた出自、波乱に満ちた航海、栄光と悲惨の生涯をたどりつつ、「発見」のもつ歴史的功罪を問い直す。
目次
第1章 コロンブスの生い立ち
第2章 コロンブス時代のスペイン
第3章 探検航海の技術
第4章 コロンブスはユダヤ人だったのか
第5章 楽園は失われたのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュンジュン
11
1992年の「コロンブス新大陸発見500周年」に併せた関連本。変わっているのは、著者がイスラエル在住日本人というところ。1992年を「発見」と同時に、レコンキスタ完了即ち「ユダヤ人追放500周年」と捉える。コロンブス=ユダヤ人説を展開し、タイトルの問いに向き合う。答えるならば、迫害されたユダヤ人の新天地を発見したとなろうか。2021/08/07
takao
1
ふむ2022/05/10
yanapong
0
コロンブス本。ユダヤ人説についてやや詳しい。2010/12/31
悸村成一
0
改宗者(ユダヤ人)への言及が興味深かった。1932018/11/23