講談社現代新書<br> クラシックの名曲・名盤

講談社現代新書
クラシックの名曲・名盤

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  • サイズ 新書判/ページ数 235,/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061489462
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C0273

内容説明

マーラーなら、ワルターからバーンスタインへ。モーツァルトの珠玉の「ポストホルン」と「ディベルティメント」。壮大な「ニーベルングの指環」に到るオペラの数々…。あふれるCDの中から著者が責任をもって勧める名曲名演。

目次

交響曲
管弦楽曲
協奏曲
器楽曲・室内楽曲
歌劇
声楽曲
交響曲ベスト・ナイン
名指揮者ベスト・ナイン
クナッパーツブッシュ
ブーニン
キャスリーン・バトル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

142
これを読んでますますクラシックが好きになった。宇野の本を読むのはこれが最初だったが、この後いろいろ読んでみた。確かに好き嫌いが理屈よりも優先されるため、好きだった名曲や指揮者がけなされるのは辛くなることがある。しかも氏の好き嫌いは極端でもある。でも、氏の音楽に対する真剣さは強烈に伝わってくる。受け入れるだけではなく、自分ならこうやって演奏したのにという思いが大切なのだというのは氏の持論のようだ。音楽は崇めるものではなく遊びでもあるのだ。

無識者

9
ベートーヴェンのピアノ・ソナタは(大体において)バックハウスがよいというのは意見が一致。トルコ行進曲でグールド推しは意外であった。バッハはマタイ受難曲しか紹介していないのは残念。平均律は誰推しなのか気になる。シベリウスはわりと好きだが、紹介されてるチョンキョンファよりも個人的にはヴェンゲロフの方が好き。ルービンシュタインやバックハウスが老齢になっても名演を残すのは見習いたい。2020/04/19

kenitirokikuti

6
ブックオフにて100円。刊行は1989年4月刊行だが、あとがきの日付けは昭和六四年一月七日。天皇崩御の日だ。同年半ばにはカラヤンが亡くなっている。コンパクトディスクの製品化が1982年。あとがきの終わりには宇野宅の再生装置が記してある。いまならシネコンでライブビューイングする方が環境いいよね…▲項目はモーツァルトの交響曲第25番で始まり後期六大へと続く。Amazon Musicで、宇野が評価しない60年代初期のベーム/BPOのスタジオ録音や、70年代中後期のカラヤン/BPOを聴いた。2022/01/04

gtn

5
再読。ブーニンのブームの頃著された本であるが、内容は古びていない。あとがきの日付は、昭和64年1月7日。2018/06/28

セパック ボラ

2
再びクラシックを聞き始める、大きなきっかけになった。他著書もよみたくなった。2019/12/09

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