講談社青い鳥文庫<br> 人面瘡は夜笑う―テレパシー少女「蘭」事件ノート〈6〉

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講談社青い鳥文庫
人面瘡は夜笑う―テレパシー少女「蘭」事件ノート〈6〉

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  • サイズ B40判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061486416
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

少女の腕に現れた不気味なメッセージとは?翠が入院した病院で、蘭たちは少女の幻を見る。ただれたその腕に現れたものは……。「人面瘡」にまつわる悲惨な伝説の残る旧家で、蘭たちが醜い人間の欲望を暴く   

内容説明

「おねがい、助けて。殺される…。」白い着物の少女があらわれ、蘭に助けを求めて消えた。そして、不思議な力にみちびかれた蘭たちは、山奥の旧家にかくされた、人面瘡の秘密を知る。のろわれた旧家にせまる危機に、蘭、翠、留衣、凛は、どう立ちむかうのか…。おなじみのSFライトミステリー、4人の息もぴったりあって、絶好調の第6弾!小学上級から。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞受賞。日本児童文学者協会会員、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

塚越文雄[ツカゴシフミオ]
1967年、群馬県に生まれる。東京デザイナー学院卒業後、本や雑誌のさし絵などで活躍中。「童画グループほっぷ」会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チアモン

14
テレパシー蘭シリーズ第6段。今回はちょっと怖かったなぁ。豚に食べられた人面瘡。でも、オチが面白かった。蘭と翠の掛け合いもやっぱり面白い。翠と凛はいつかカップルになるのなかぁ。2015/05/09

ミルクみるく

13
友達にすすめられて読んでみました!すすめられただけありますね!なんというか・・・きっぱり言うとおもしろいです!2010/10/02

8
小学生のときに好きで読んでいたシリーズ。この本に手をつけたのは6年ぶりくらいだったけれど、相変わらずテンポが良くておもしろかった。自分が好きなのは蘭と翠の漫才風味な会話だけれど、じわじわと謎が解けていくところもいい。蘭たちの関わる事件には一見、見えないものの力が隠れているのかもしれないけれど、その根本には全て人間が関係している。深くて暗い人間の心が呼び覚ましてしまったもの。それは表面だけではなく、物事の本質を見極められる人間にこそわかるものだと思う。2012/05/15

ネズミ

5
[再読]初めて読んだ時小学生で、この話は少し怖かったなぁ…イラストが。あの人面瘡の絵が怖くて怖くて…苦笑 だけど高校3年生になった今、あらためて読んでみると…そこまで恐怖は感じず楽しめました!2016/08/14

読み人知らず

3
不思議と現実が混じり合う。今回は人って怖いね。ってオチでした。2008/03/03

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