出版社内容情報
小学生の女の子が、温泉旅館でおかみ修業!おっこは小学6年生。両親を事故で亡くし、旅館を経営する祖母に引き取られる。旅館にすみつくユーレイのウリ坊と知り合ったおっこは、若おかみ修業をするハメに 小学中級から
内容説明
6年生のおっこは交通事故で両親をなくし、祖母の経営する旅館“春の屋”に引きとられる。そこに住みつくユーレイ少年・ウリ坊や、転校先の同級生でライバル旅館のあととり娘の真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の“若おかみ”修業を始めることに。きびしい修業の日々、失敗の連続…。負けるな、おっこ!コメディ新シリーズ第1話
著者等紹介
令丈ヒロ子[レイジョウヒロコ]
1964年、大阪市に生まれる。嵯峨美術短期大学卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で、独特のユーモア感覚を注目され、作家デビュー
亜沙美[アサミ]
1977年、大阪府寝屋川市に生まれる。京都芸術短期大学(現・京都造形大)ビジュアルデザインコース卒業。’01年、講談社フェーマススクールズコミックイラスト・グランプリ佳作入選。その後、講談社カルチャーセンターHPなどのイラストを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
結衣花
78
再読です。小学生のとき、おっこちゃんのする行動行動にハラハラしながら夢中で読んでいたのが懐かしい。読書メーターに出会い、読書の幅を広げられるようになった今。やはり児童書だなぁ…と微笑ましく感じられて。おっこちゃんの活躍を振り返りながら、夢中でシリーズを追いかけていた小学生の自分をも振り返れました。人生で1番始めにときめいた本。これから大事に再読していきます。2015/03/23
はる
67
映画が凄く良いらしいですね。前々から気になっていたことだし読んでみました。面白かったです。ちょっと朝ドラ的?主人公のおっこちゃんの失敗しても前向きな姿勢が素敵ですね。シリーズも少しずつ読んでいこうかな。2018/10/22
chiaki
40
芦田愛菜ちゃんの著書『まなの本棚』より。自館でも人気本なので読まなきゃと手に取りました!交通事故で両親を失ったおっこは、おばあちゃんの旅館「春の屋」に引き取られることに。悲しみに浸る間もなく、幽霊少年ウリ坊に導かれるまま若女将を目指す!お客さまへの想いが空回りしてしまい失敗を繰り返すおっこに、手に汗握って応援してしまう。ピンふりもただイジが悪いだけじゃなく意外とカッコいい一面もあって◯。愛菜ちゃんは小2でこれにハマったとのこと!確かにページ数・文字の量を感じさせない、思わず続きが気になっちゃう展開。2019/08/07
詩 音像(utaotozo)
34
映画から入ってきたので、内容確認的に始まったが、映画に出なかったクライマックスの菓子作りでは、グッとのめり込む。事件が起きて、偶然披露されるピンフリのツンデレ(?)振りが、凄くいい!クリフハンガーな「ひき」もナイス。次巻が気になる!2019/01/01
みつばちい
32
こちらもじっくり実は読んでなかったので、この前映画もテレビで放映したことだし、今さらながら読みました。まっすぐなおっこと心優しいウリ坊のやりとりが心温まる。最近読んだ児童書、いじめや複雑な家庭環境など重いテーマのものが多かったので、ここまでハートウォーミングなのは久しぶり。子どもに安心して手渡せるなぁと思う。2020/05/22