講談社青い鳥文庫<br> 私の中に何かがいる―テレパシー少女「蘭」事件ノート〈3〉

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講談社青い鳥文庫
私の中に何かがいる―テレパシー少女「蘭」事件ノート〈3〉

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  • サイズ B40判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061485624
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

蘭と翠の《力》に対抗する《力》が動きだす《自然破壊》をくり返す人間に対し、動物が反逆をくわだててきた。狙いをつけた人間を意のままに操る……。蘭と翠の友だちも餌食になった。シリーズ最大のピンチ 小学上級から

内容説明

犬やネコたちがとつぜんさわぎだした夜をさかいに、蔦野市に野生動物が出没しだし、蘭のクラスメートの純平や千佳たちに異変がおこりはじめた。謎のかぎをにぎるおばあさんを追った蘭たちは、やがて不思議な世界にとじこめられ、そこで真の姿をあらわした敵と対決するが…。超能力を使って、蘭とユニークな仲間たちが活躍する楽しいSFライト・ミステリー、お待たせの第三弾!小学上級から。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞受賞。日本児童文学者協会会員、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

塚越文雄[ツカゴシフミオ]
1967年、群馬県に生まれる。東京デザイナー学院卒業後、本や雑誌のさし絵などで活躍中。「童画グループほっぷ」会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チアモン

13
テレパシー蘭シリーズ3作目。蘭の同級生たちが絶滅器具主の動物たちになってしまうSFチックな内容。今回も蘭と翠は絶好調!2015/04/05

二藍

6
シリーズ三作目。アニマルパニックな巻。街の動物たちがいっせいに騒いだとある夜の翌日から、特定の人間たちに変化が起きはじめる……。動物との共生や、地球という星の意思なんていう、なんだかものすごく壮大なお話なのに、この分量にまとめてなおかつ説得力を持たせるのってすごいなあ。自分の中にケモノのようななにかがいるっていうのも、オカルトのようで実際ある感覚。2014/02/26

ネズミ

5
[再読]面白い笑 本当に。2016/08/13

5
お話に出てくる同級生って、冴子とか純平とか千佳って、皆幼稚園とか小学校からの仲の良い友だちなんやと思った。だからこそ、友だちが動物になったり冴子みたいに操られたりした時の蘭の気持ちが強くなるんだろうな。環境面のお話で、人間の生きる上での課題になるんだろうな。数年前のアニメは、ちゃんと見てないけど、この話が最終話だったみたい。純平って、1巻にちょっと出てたんや。初見では気づかなかった…。2015/06/11

☆キコ☆

5
私は意外に時田純平が好きです!あの性格がたまりません^^2013/05/23

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