内容説明
『古事記』がつたえる英雄の物語。ヤマトタケルは、父の命令で九州のクマソタケル、出雲のイズモタケルやエミシを、たくみなはかりごとでつぎつぎと討ち、故郷をめざすが。教科書に出てくる人の伝記。
目次
序 白鳥伝説
1 ヤマトは国のまほろば
2 吉備の空の下で
3 火の国・雲の国をいく
4 愛と死の歌
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SIN EIM
1
子供向けのわかりやすい文章で、ヤマトタケルの生涯を描いている。読んだときには10代後半だったけど、読みごたえがありました。 大阪府堺市にある鳳大社のご本尊。 初詣ですごくにぎわう有名神社の神様というので、スゴイ人(神様?)なんだろうなあ、と漠然と考えていた。 しかし、この本を読んで物凄く人間くさい人だと驚いた。 兄弟げんかがあり、父親に嫌われ、戦いでは勝ち続けたのに・・・。 日本における「神々」に興味がわくきっかけとなった一冊でした。 1998/06/11
はる
0
読みました。2016/05/29