出版社内容情報
世紀の大予言者ノストラダムスの波乱の一生ユダヤ人の家庭に生まれ、医学を修めてフランスを襲ったペストの治療に献身し、奇跡の医者として人々から尊敬された大予言者ノストラダムスの真実の生涯を描く。 小学中級から
内容説明
16世紀ユダヤ人であるために苦労を背おいながら医学を修めてペストの治療に献身し、人々から奇跡の医者として尊敬されたノストラダムスの博愛にみちた真実の姿を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイスマン
9
ノストラダムスは預言者の印象が強いが、医者としての功績も大きく、ペストでほぼ壊滅状態だった街を救った事もある。この時、ペストに感染した自分の子供の治療を優先しようとしたが、妻から「子供は私が診るから皆さんを治療してあげて」と言われ、やむなく自宅を離れた。ようやく自宅に戻ったノストラダムスの前には、すでにペストでこの世を去った妻と子の変わり果てた姿があった。妻は両手で子供を守るようにして亡くなっていたのである•••。その後、預言者となったが、62歳で亡くなるまでその心は妻と共にあったのではないか。2016/09/01