内容説明
18さいで名門今川家をつぎ、東海道を制した今川義元。天下を治めるため天皇の許可をえようと京へのぼる途中、桶狭間で織田信長の奇襲にあって落命した悲運の武将の伝記。
目次
1 義元の少年時代
2 今川一族と北条氏
3 義元、今川家の当主に
4 義元と家康の出会い
5 ゆれうごく駿河
6 義元と三国同盟
7 義元、京をめざす
感想・レビュー
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木枯竹斎
2
今川義元というとどうもイメージイマイチ。本当に違う!文武両道の名将です!この小中学生向けの火の鳥伝記文庫に今川義元を取り上げるとは講談社は何と素晴しいと思いながらも予想通り絶版、絶対に売れないなあ。偶々入手、半ば興味本意で読む。義元さんの事績は思ったより少なかったが今川家が代々武勇文雅兼ね備えたお家柄、義元もその血を引いて足利将軍家のもと天下静謐を願う名将であった事を再認識。桶狭間なかりせば叡山や一向門徒の虐殺もなくもっと違った形での天下統一、勅撰和歌集も復活したかも?などと想像するも一興でした。2014/08/23
yu-h1na🌷
1
歴史の教科書ではそんなに大きく取り上げられない今川義元。でも今川義元のファンは多いはず。国内のことを思い、百姓・町人から愛された武将!こんな武将ばかりだったら戦国の世に生きた百姓などは楽だったのかな?2015/11/23