出版社内容情報
【内容紹介】
人の心の美しさを信じて、詩に、童話に、農民への愛をうたいつづけた賢治の苦しくも清らかな生涯。名家に生まれながら、いつも農民と共に歩んだ詩人賢治の生きざまを、みずみずしく再現した感動の傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
08
1
仕事で必要になり読む、という事務的なきっかけでしたが、ちょっと宮沢賢治、ハマるかもしれない。別の伝記も読んで比較もするけど、ぼちぼち、短所っていうか、人間くさいところもあったようで、これまでの見方と変わりました。この中で紹介されていた「永訣の朝」に衝撃もうけました。子供の頃も読んだけど、年を重ねてこんなに受け取り方が違うとは。なんとなくしかしらない童話作品もきちんと読んでみよう。2012/07/19
須磨子
0
名家に生まれながらも農民と共に歩んだ賢治の生き様が綴られています。特に「詩への愛憎」という詩には感動しました。「すべてのものが分け隔て無く互いに助け合って生きていくところに本当の幸福がある。」と考え,厳しい目で自分自身を見つめています。どんなことを考えて言葉を選び,作品を完成させたのか,賢治の作品を読み返してみようと思いました。2015/01/30
裕弥
0
☆☆☆☆☆
なにかな
0
再読。小さい頃に読んだ時、詩を読んで何を思ったのだろう。2011/02/02
ショーリン
0
「どっとどどどうどどどうどどう」何のこっちゃと思ったけどここに賢治らしさが出ている気がする。自然と宗教と農業と詩作に生涯を捧げたピュアな人格者なのだ。2024/02/18