講談社現代新書<br> エントロピーからの発想

講談社現代新書
エントロピーからの発想

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061456952
  • NDC分類 421

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒダン

13
エネルギーとエントロピーの観点から生命の歴史や人間の文化を解釈しようという野心的な試み。面白いことを考えているなぁとそのロマンは大いに評価したい。でもおそらく本業ではない生物学的な部分の記述は科学的というよりSFだしSFよりも文章が下手なので主張がない。遺伝子は情報処理能力を持っている(キリッ)では納得いかず、それを踏まえた以降の議論はあまり頭に入らなかった。でも雨がエントロピー減少系の例であることやエントロピー減少系を作るためには外部へのエントロピーの放出機構が必要など物理の話の方はなかなか良かった。2015/09/19

かずら

1
よくSFとかで出てくるエントロピーの法則について。これは生物学なんですかね? しかし著者紹介を見ると専門は物理っぽい。要するに世界はいつかぐじゃぐじゃになって無秩序に落ちてしまうらしい。生きるということはそれに抗うこと……なのかなあ。つまり。理系の本は読むのは嫌いじゃないけど少しも理解できた気がしない。理解できないなりに面白いんだけど。難しいけどロマンがある。2012/09/27

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