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出版社内容情報
これぞ泉和良の勝負作！ 最愛の彼女を失い、“猫殺し士”として生きる僕の前に現れた最大・最強のＥＳＰ猫との闘いの行方は……！？
かつて失った“恋人”を取り戻すため“猫殺し士”として活動する「国塚誠」と、そのパートナーである特殊猫「アサキ」。
奇跡的に一命を取り留めた最悪の事件から10年、熟練の“猫殺し士”として活躍する国塚のもとに、特殊猫暴走事件への出動要請が届く――。
14歳の少女に飼われていた特殊猫「ナイト」はなぜ暴走してしまったのか？
その事件に国塚を呼び寄せた特殊猫研究の最高権力者「栗山ヒロミ」の狙いとは？
そして、12年前に地球の自転を6時間も進め、その後忽然と姿を消した“根源の特殊猫”「エグエリ」の願いとは――。
猫（彼女）×超能力（ESP）のサイキックサスペンス！ 泉和良初のシリーズ長編、あなたの“絆”を問う物語が、ここから始まる。
内容説明
猫×超能力のサイキックサスペンス。これは、あなたの絆を問う物語―。
著者等紹介
泉和良［イズミカズヨシ］
小説家。１９７６年生まれ。２００７年に『エレＧＹ』（星海社文庫）で講談社ＢＯＸ新人賞を受賞し、デビューする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちる
5
超能力をもった猫と、そのパートナーの猫殺し士の物語。あらすじだけ見てバトルものかと思ってたけど、結構シリアスでした。猫に限らず、動物と共に暮らしていると、この子が何を思っているか知りたいと思うのですよね。動物に人間みたいな思考を求めてしまうことは、それこそ人間のエゴかもしれませんが。でも、もしも意志疎通ができたら、きっと一時も離れられなくなりそうだな……。ということで、そういうのは物語の中だけで良さそうです。2013/08/11
kobo
1
頭に浮かぶ猫の姿がビクトリーの猫なんだけどこれでいいのかな。2013/08/19
オダ
1
シリーズ第一巻。ある意味安心の泉和良クオリティではあった。『エレGY』読んで肌に合わなかったという方にはおすすめできないけど、おもしろかった。とりあえず、この主人公３５歳なんだぜ…。2013/04/29
otsuri
1
特殊能力を持った猫とその相棒である人間のバディもの。同調反応によって人間が特殊能力を手に入れることもあるというのはまあ、設定として許容できますが、強すぎる特殊能力設定によってどこからどこまでが現実なのかというある種の倒錯が起きており、ご都合主義が簡単に出来上がってしまうのでそちらは流石にやり過ぎかと思います。2巻は出ても買うか迷うところです。2013/03/31
せらのあ。
0
...！ 読み終えた後に飼い猫の瞳をまじまじと見てしまった。2013/08/29
