星海社新書<br> 電通と博報堂は何をしているのか

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星海社新書
電通と博報堂は何をしているのか

  • 中川 淳一郎【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 星海社(2017/03発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061386082
  • NDC分類 674.4
  • Cコード C0236

出版社内容情報

逆風吹きすさぶ広告業界。彼らは顧客に何を提供し、どんな価値を発揮しているのか。博報堂出身の筆者がおくる、現場からの業界案内。彼らは単なるモーレツサラリーマンであり、社畜である。
五輪エンブレム騒動、若手女子社員過労自殺……。いま、広告代理店に逆風が吹いている。ネット上には、「パワハラ・セクハラは日常茶飯事」「社員はコネ入社で使えない人間ばかり」など、虚実入り交じった悪評が連日書き込まれている。なぜ電通・博報堂はこんなにも嫌われているのか。それは彼らが高利益をあげ、高い給料を得ている(とされている)にもかかわらず「何をしているかわからない」からである。長らく広告業界は、敢えて自分たちの仕事内容を開示せず、クライアントとの情報の非対称を利用して仕事を進めてきた。そのツケがいま、きている。本書は、博報堂出身の筆者がおくる真実の会社案内であり、業界案内である。


【目次】
はじめに
「広告代理店社員」とは誰か
「電通陰謀論」一覧
サッカー日本代表のスタメンは電通が決めている?

第1章 超長時間労働を生み出す業界構造
箝口令「絶対に私の身元がバレないようにしてください」
『気まぐれコンセプト』の世界は本当か?
会議は続くよいつまでも
広告業界「トホホ」エピソード集

第2章 「パクリ疑惑と過労問題」広告業界に落ちた二つの爆弾
電通社員からみた博報堂
「融通」を自分できかせるしかないデジタルの仕事
あっぱれ! 電通流テレビ局食い込み術
私大出身者VS国立大出身者

第3章 「忠義」の電通、「ビジネス」の博報堂
こんなにある! 電通と博報堂の違い
中堅広告代理店社員の思い
電通に転職するには……
大手広告代理店を抜ける人たち

第4章 広告都市伝説の真偽
「全裸でコンドームを買ってこい!」と言われた新入社員
選挙にも広告代理店は絡んでいる
人気があるから「CMキング・クイーン」になるわけではない
炎上にビビりまくるクライアント

中川 淳一郎[ナカガワ ジュンイチロウ]
著・文・その他

内容説明

五輪エンブレム騒動、若手女子社員過労自殺…。いま、広告代理店に逆風が吹いている。ネット上には、「パワハラ・セクハラは日常茶飯事」「社員はコネ入社で使えない人間ばかり」など、虚実入り交じった悪評が連日書き込まれている。なぜ電通・博報堂はこんなにも嫌われているのか。それは彼らが高利益をあげ、高い給料を得ている(とされている)にもかかわらず「何をしているかわからない」からである。長らく広告業界は、敢えて自分たちの仕事内容を開示せず、クライアントとの情報の非対称を利用して仕事を進めてきた。そのツケがいま、きている。本書は、博報堂出身の筆者がおくる真実の会社案内であり、業界案内である。

目次

第1章 超長時間労働を生み出す業界構造(箝口令「絶対に私の身元がバレないようにしてください」;『気まぐれコンセプト』の世界は本当か? ほか)
第2章 「パクリ疑惑と過労問題」広告業界に落ちた二つの爆弾(電通社員からみた博報堂;「融通」を自分できかせるしかないデジタルの仕事 ほか)
第3章 「忠義」の電通、「ビジネス」の博報堂(こんなにある!電通と博報堂の違い;中堅広告代理店社員の思い ほか)
第4章 広告都市伝説の真偽(「全裸でコンドームを買ってこい!」と言われた新入社員;選挙にも広告代理店は絡んでいる ほか)

著者等紹介

中川淳一郎[ナカガワジュンイチロウ]
PRプランナー・ネットニュース編集者。1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂コーポレートコミュニケーション局で企業のPR業務を担当し、2001年に退社。CM・広告関連記事を担当する雑誌ライターとして活動後、「TVブロス」編集部などを経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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harass

74
電通過労死事件をふまえて、元博報堂社員の著者による、広告代理店の仕事などを経験と聞き取りで語る新書。著者自身、退職した年には月300時間働いていたそうで、特に珍しいことではなかったそうだ。なぜ長時間労働が普通になるのかや、二大広告代理店の社風の違いや、ネットでよく言われる電通伝説の実像など。東京五輪エンブレム騒動についても。名作業界漫画「気まぐれコンセプト」の内容の八割は本当だという。華々しいが日本社会の企業の象徴のような仕事であるようだ。軽い読み物として。2017/11/10

GAKU

45
図書館で見つけて何気なく読んでみましたが、面白かったです。想像通り、過酷な業界ですね。 2020/10/02

阿部義彦

26
元博報堂の社員だっただけあって、愛の有る批判や内情暴露となっており、単に悪口をいって溜飲を下げるディスリ本では有りません。ただ博報堂と比べて電通は体育会系でひたすら大人数で押しかけて誠意を示す(と言うかひたすら胡麻をするように、見せかけて実は睨みを効かせて他業種を監視する)とか、頭よりも世故に長けた兵隊体質にはサラリーマンの縮図をみるようで笑うより可哀想とも思えました。ネット時代で叩かれるのも、まず給料が高いとゆうのがあるよね。世の中嫉妬で廻ってますので。「気まぐれコンセプト」は、80%はその通りが収穫。2017/05/20

OjohmbonX

12
広告代理店(特に電通)の、ブラック、中抜き、利権などのネガティブイメージが生じる構造が少しわかった。広告の仕事がもともと明確なゴールを持ちづらく「際限なく時間をかけられる」ため、長時間・大人数をかけがちで、ネットの登場でさらに過剰になる。人件費がかさむため外注や子会社にやらせて、社員の専門性が低下する。クリエイター優位の博報堂に対し営業優位の電通では、顧客要望に沿い過ぎるし、クライアントも「高いが面倒なく丸投げできる」と重宝し癒着していく。広告やPRに意義はあっても、業界構造が時代の変化に追従していない。2021/06/10

晴れ女のMoeco

9
「忠実なる社畜集団」これが一番ピンときた。電通のほうが軍隊チック、博報堂のほうがビジネスライクな印象だけど、これは著者が博報堂出身というのもほんの少し差し引いて考えたほうがいいのかな。 本筋とはずれるが、国立大学出身のひとが、私立大学出身者に感じる「面白さ」コンプレックスが興味深かった。2017/12/31

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