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星海社新書
世界一退屈な授業

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385092
  • NDC分類 002
  • Cコード C0236

出版社内容情報

若者諸君! 本物の授業をいま、はじめようではないか
本書は、江戸・明治・大正・昭和の時代を生きた、5人の「本物の先生」――内村鑑三、新渡戸稲造、福沢諭吉、柳田国男、西田幾多郎――のメッセージを、いまを生きる若者たちに向けて編纂したものだ。読書、仕事、金、学問、人生とは何か? 現代はどこにも師が見当たらない時代だ。本当に大切なことは誰も教えてはくれない。大学は職業訓練所のようになり、ビジネスの成功者のみがもてはやされる。本質を語る人間は隅に追いやられ、古典は古くてつまらない「退屈なもの」として、忘れ去られてしまった。いまこそ、ものごとや人生の価値を教えてくれる先生の声に耳を傾けよう。若者諸君! 本物の授業をはじめようではないか。

適菜 収[テキナ オサム]
編集

内容説明

江戸・明治・大正・昭和の時代を生きた、5人の“本物の先生”のメッセージを、いまを生きる若者たちに向けて編纂。ものごとや人生の価値を教えてくれる先生の声に耳を傾けよう。

目次

第1講 読書について―新渡戸稲造先生「読書と人生」より(本を選ばなければならない;僕の読書遍歴 ほか)
第2講 仕事について―内村鑑三先生「後世への最大遺物」より(後世への遺物で、最大のものは何か?;「後世に名を残したい」は欲望か? ほか)
第3講 お金について―福沢諭吉先生「福翁自伝」より(武家の母の精神;意地でも金は借りない ほか)
第4講 勉強について―柳田国男先生「青年と学問」より(学問のみが世を救う;史学は何のための学問か ほか)
第5講 物事の考え方について―西田幾多郎先生「知識の客観性について」より(ダメな議論が多くなった;政治も学問も「深大なる人生の建設」のため ほか)

著者等紹介

適菜収[テキナオサム]
作家、哲学者。1975年山梨県生まれ。早稲田大学哲学科でニーチェを専攻。卒業後、出版社勤務を経て現職。世界各地、日本各地の100以上の都市を訪れ、哲学的生活とは何かを探る紀行家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。