星海社新書
世界史をつくった最強の三〇〇人

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  • サイズ 新書判/ページ数 275p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385023
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0222

出版社内容情報

つまらない教科書はうんざり。世界史はこう教えてほしかった!
本書は、世界史に登場する何千、何万人もの人物の中から、歴史小説家である私が「こいつが主人公の小説を書きたい!」という基準で324人を選んだ人物事典です。事典といっても、教科書みたいに退屈なものではありません。小説家である以上、歴史の面白さを皆さんに伝えることが使命です。ですので、人物の解説には「エンタメ性」を持たせました。つまり、あら探しだったり、誹謗中傷だったり、著者の好みが思いきり反映されていたり……。
とにかく、肩の力を抜いて自分の好きな時代や人物から読んでいってみて下さい。人物が単なる記号から等身大の「キャラクター」に変われば、歴史はもっともっと面白く見えてくるはずです。

紀元前1(前7世紀以前)
紀元前2(前6世紀?前4世紀)
紀元前3(前3世紀?前1世紀)
1世紀?2世紀
3世紀?4世紀
5世紀?6世紀
7世紀
8世紀
9世紀
10世紀
11世紀
12世紀
13世紀
14世紀
15世紀
16世紀
17世紀
18世紀
19世紀
20世紀


小前 亮[コマエ リョウ]
著・文・その他

内容説明

世界史に登場する何千、何万人もの人物の中から、歴史小説家である著者が「こいつが主人公の小説を書きたい!」という基準で324人を選んだ人物事典。

目次

クフ
ハンムラビ
ハトシェプスト
アメンホテプ四世
モーセ
ムワタリ
帝辛
アッシュール・バニパル
ネブカドネザル二世
ソロモン〔ほか〕

著者等紹介

小前亮[コマエリョウ]
小説家。1976年島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。在学中より歴史コラムの執筆を始め、2005年に『李世民』で小説家デビュー。有限会社らいとすたっふ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

16
ハワイはカメハメハ一世に挿絵でかめはめ波を撃たせてみる馬鹿馬鹿しさが気に入った。歴史小説家が選ぶ小説のネタにしたい世界史偉人ダメ列伝。ソクラテスに対し貧乏暮らしで哲学ばかりしてた「夫としても父としても最低」な人物と断言し悪妻クサンチッペの側に立ってみせる発想がいい。各時代、地域からまんべんなくセレクトされ、アフリカのマリ王国の国王マンサ・ムーサや男装の女王クリスティーナといったマイナー偉人も揃えている。さすがに知名度や地域の壁を乗り越えて選ばれた人物はどれも濃く、近代以前の方が面白い2014/10/09

はる坊

14
教科書では触れられることのない、世界史上の偉人の真の姿が書かれてあって、なかなか面白かった。雑学として知っていたら、一目置かれるかも。2015/02/10

はる坊

11
再読。最近世界史の本ばかり読んでるから以前より馴染みのある人物が増えて、面白さが倍増した。こういう世界史人物辞典みたいな本、他のも読んでみたい。2016/02/05

鐵太郎

8
歴史小説を書いている作家が、世界の歴史を年代順に20に区切って、こいつはオレの小説で主人公にしてもいいかな、と思ったのかどうかはともかくキャラクター性の強い人物を324人並べ、数行程度の、愛のある解説・説明・応援・誹謗中傷をつけたもの。目指すは「面白い世界史の教科書」、らしい。面白い。人物評も、人物の選び方も。1/3はぼくが知らない人物だったというのも、楽しい。歴史って面白いね。2016/10/30

TUGUMI

7
Fateやドリフターズで世界史を学びたいと思ったので(世界史未履修)、”キャラクター性”を重視して書かれた本書はとても読みやすかった。単純に知見が広がったし、まだ知らなかった人物や国家への興味も湧いた。一言コメントもいい味を醸し出している。2018/12/25

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