ブルーバックス クォーク - 素粒子物理の最前線

南部陽一郎

講談社（1981/11発売）

• サイズ 新書判／ページ数 251,／高さ 18cm
• 商品コード 9784061180802
• NDC分類 429.6

出版社内容情報

【内容紹介】
われわれは物質の究極にたどりついたか？
陽子や中間子はもはや素粒子ではない。その代りに登場したのが「クォーク」だ。しかし、クォークを求め、これを支配する法則を探り、揺るぎない物質の根源を究めようとした努力の果てに、何とすべての物質が崩壊するという驚くべき可能性がほの見えてきたのである。本書は、素粒子物理学が過去50年間にどう発展し、現在何がわかっているかを、物理学者がどんな考え方をたどっていまの位置に到達したのか説明しながら、具体的かつ系統的に解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[MAEDA Toshiyuki まちかど読書会]

購入本。「対称性の自発的破れ」を理解したくて買ってしまった。南部陽一郎博士の謙虚な人柄がよくわかる文章です。でも、理解できているか自信が無い・・・高校生の時に読んでおきたかった。

2016/09/16

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

#説明歌　クォークとレプトンハドロンチャーム色パートン対称大統一論　p.s. 素粒子論というと、難しい数式ばかりでてくるものを想像する。 厳密な議論を進めることと、全体の流れを掴むことは、別にできることかもしれないと期待できる。 科学者の分かりやすい話は、これから素粒子論を学ぼうという人を増やす効果があると思われる。

2017/09/18

[陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙]

2018年6月17日東大小柴ホールにて「重力波とダークエネルギー」の講演会へ。その予習復習として。琉大天文部の公開講座でも超弦理論の基礎として素粒子と量子論、場の理論を聴講したことや、YouTubeにて素粒子の動画を観つつ。陽子やクォーク、クーロン力、文章と数式も動画と合わせれば、どうにか私でもイメージが。まだ５章まで。ラインを引きながらじっくり読み進めていこうと思います。この一冊読むために、何冊参考図書を活用するんだろう。ニュートンの図解も参照しよう。難しいけれど、とても楽しいです。

2018/06/24

[naoto]

81年初版の本。クォーク…素粒子の話は、相変わらず難しい。自分はまだまだだなぁと思った次第。読んでいけば、わかるようになる日がくるのだろうか…？

2018/03/13