感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴァン
8
最近アマゾンにハマり、ダリやエルンスト、キリコの画集を廉価で買いそろえていた。シュールレアリスムというと、難解という印象がつきまとう。しかし、それは夢の中の出来事のように誰にとっても懐かしく愛着のあるものなのだ。画家のイメージが限りなく飛翔を試みる、その軌跡を本書はガイドする。コンパクトであるが充実した一冊である。2019/10/19
mstr_kk
3
西洋美術がその主題や方法、技術の各面において、いかにして幻想を描いたか、その幻想と現実との関係はどのようであったのかを、対象に拮抗しようとするかのような華麗な文体で記述した書。本自体はコンパクトだが、話題は多岐にわたる。美術に暗い僕には、理解できたとはいいがたいが、図版も多く楽しめた。いくつかの芸術上の概念について、考え直すきっかけももらった。2013/04/27
つちのこ
0
1975年9月11刷。同年読了。